#82 御鼻部山展望台(滝ノ沢峠経由)へヒルクライム!自転車で十和田湖一周するなら最難関ポイント!

今回紹介する峠は、十和田湖の湖北側に位置する御鼻部山だ。
この峠は、トワイチ(十和田湖一周)をしようとすると必ずぶち当たる難関である。
それを今回は青森側の黒石市方面から登るルートで紹介したい。

今回紹介するのは、秋田側から十和田湖へとアクセスする発荷(はっか)峠と、十和田湖畔を進んだ先にある奥入瀬(おいらせ)渓流だ。 ...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★★☆☆☆☆☆
景観:  ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★☆☆

距離
17.8km
最大標高差
703m
平均斜度
全体:3.9%
上り:4.8%
下り:2.6%
獲得標高
上り:719m
下り:25m

・補給ポイントについて

スタート地点は、井戸沢の集落横にある交差点とする。
全長は17.8㎞だ。

・ラストコンビニ

この近辺にコンビニや飲食店はないので、補給については注意してほしい。

・ラスト自販機

自販機はスタート地点の交差点のほかに、2㎞ほど進んだ農機具販売店にもある。

・実走レビュー

スタート後6.5㎞は2%強の緩やかな登りとなる。
のどかな景色を楽しみつつ、進んでいけばすぐだ。

途中にはとてもきれいなトイレを備えた「やすらぎの駐車帯」もあるので、催した場合はありがたく利用しよう。(水飲み蛇口もある)

また、少し進んだところに自動販売機コーナーなる看板があるが、すでに撤去されたようで、何もないので騙されないように。

6.5㎞を過ぎたところから本格的な登りが始まることになる。

ちょうど交通規制用の門があるので、これを目印にしよう。

門を過ぎて最初の600mほどは10%強の登りとなるので、いきなりの変化が少し脚に応えるかもしれない。

これを過ぎるとタイトなコーナーが現れて、傾斜はいったん緩くなる。

そしてここから1㎞程は、また9%程度の傾斜になる。
しかしこの後は、滝ノ沢峠までの約1.5㎞で5%の登りなので、ここは頑張って登っておきたい。

滝ノ沢峠は道が分岐しており、そのまま十和田湖の湖西側に下ることもできる。
今回は、左に進んで更に登っていく。

もう一度、交通規制用の門が出てくるが、勾配は今までよりも緩やかになる。

ここから5㎞弱はアップダウンをしながら、平均2%強の登りとなる。
アップダウンはあるが、どんなに登っても6%程度の傾斜なので安心してほしい。
もちろん、タイムを狙う場合にはここは全力で進もう。

この緩い区間を過ぎると、1㎞は9%を超える登りになる。
この1㎞は階段式なので、きつい部分は12~13%になる箇所もあるが、今までの緩い部分で貯めた貯金でこなせるはずだ。

きつい箇所を過ぎれば、傾斜は落ち着き5%程度で1.3㎞ほどを進むことになる。

これが終われば、ゴールの展望台までは間近だ。
ラスト400mほどは再度傾斜が強まり7%強となるので、最後の踏ん張りでこなしたい。

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・頂上施設について

頂上は展望台になっているので、十和田湖を一望することができる。

しかし、天候が悪いとこのように何も見えなくなるので、できれば天気がいいタイミングで登りたいものだ。

・路面状況について

路面状況は、一部に凸凹はあるものの、全体を通して比較的良好だ。
ただ、雨が降ったりすると道路に水が流れる箇所もあるので、雨の翌日は晴れていても注意してほしい。

また反対(奥入瀬渓流)側からの登りは、5㎞ほどと距離が短く、平均傾斜6%程度ながら、階段式のため体感的にはきつい登りとなっている。
残念ながら予定していた日が天候不良で、別日に登っただけで記事にできるほどの写真を撮れなかった。(写真は基本的に下るときに撮っている)
一応参考までにコース上の写真を掲載しておく。