#97 知床峠(ウトロ側)でヒルクライム!景色を見ながらサイクリングを楽しもう!







今回紹介する峠は、日本最東端に位置する知床峠だ。
知床と言えば、知床半島に生息するヒグマや、豊かな海で獲れる海産物といったイメージがあるかもしれない。
その自然豊かな知床半島をウトロから羅臼まで貫く知床峠もまた、とても美しい峠である。

知床峠

スタート地点は、知床峠の入り口となる幌別橋からとする。頂上までは13.2㎞となる。

アクセスは自動車しかない。距離が足りなければ、斜里からの自走も良いだろう。
斜里からの道中には、オシンコシンの滝など見どころもある。

コンビニはウトロの街中にあるセイコーマートが最後となる。
自販機は近場にないので、コンビニで一緒に補給を済ませておこう。

スタートするとすぐにウェルカム登坂があり、1.2㎞程は6~7%の勾配で進んでいくことになる。

坂の上からはウトロの街を見下ろすことができる。

その後は勾配は落ち付いて、6%前後の勾配が続くことになる。
ウトロ側からの登りは、多少の変化はあるものの概ね一定勾配となっており、ゴールまでこの勾配が大きく変わることはない。

スタートから3㎞ほど進んだところで、知床自然センターがあり、知床五湖方面に向かう分岐があるが、ここは直進しよう。
ちなみに知床五湖の一つには、自転車でもアプローチすることは可能だが、クマに遭遇する確率も高いので注意してほしい。
知床のヒグマは人馴れしており、車道にも平気で出てきてしまう。実際私も今回のライドで遭遇したが、ツキノワグマとは比較にならない大きさであり、自転車で遭遇してしまうとかなり怖い。幸運なことに遭遇した際は距離もあったので、ビビりながらもゆっくりとその場を離れられたが、背中を向けて走って逃げると追いかけてくる習性があるらしく、更に最高速度は60㎞にも達するとのことなので、刺激せずにゆっくりとその場を離れるようにしよう。(写真を撮るなんてもってのほかだ!)

さて話を峠に戻すと、知床自然センターから先は2㎞ほどは若干勾配が増して、平均6.7%になる。
さらにその先2㎞は、今度は勾配が落ち着いて4%になる。

風景としても大きな変化は少なく、知床の大自然の中を進んでいく。
常に羅臼岳を見ながら登ることになるので、頂上が少しずつ近づいてくることを把握できる。

ここからゴールまでの6.2㎞はほぼ勾配が変わらず、平均で6%弱となる。最大勾配でも8%になるかどうかといったところだ。

両側の木が途切れて、景色が笹薮に変われば後半戦だ。
ほとんど直線的であった道もカーブが現れるようになる。




眼下に登ってきた道路が見えるようになり、羅臼岳が大きくなればゴールは近い。

パーキングの看板が見えたら最後の踏ん張りと行こう。

頂上は駐車場になっており、トイレも完備されている。

羅臼岳をバックに知床峠の石碑で写真が撮れるので、記念に写真を撮っておこう。

運が良ければ、千島列島を望むこともできる。

路面状況は、道幅も広く非常に良好である。
ただ、とにかく動物が多いので、気持ちいいからと言って飛ばしすぎると飛び出してきた動物と衝突する危険も多いにある。
是非注意してほしい。

とはいえ、その分だけ自然は美しく、峠としてのレベルもそこまで高くないので、誰でもサイクリングとして一度は登っておきたい峠だ。(ぜひ晴れた日に!)

坂バカ度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★★★★★
路面状況:★★★★★★★★★★

距離
13.2km
最大標高差
737m
平均斜度
全体:5.6%
上り:5.7%
下り:0%
獲得標高
上り:732m
下り:0m