#128 西伊豆スカイラインを自転車で走ろう!







今回紹介するのは、いままで紹介した戸田峠仁科峠を登った先にある、日本でも有数のフォトジェニックな西伊豆スカイラインだ。
西伊豆スカイラインは元々有料道路であったが、現在では無料解放されており自転車で走行することができる。
西伊豆スカイラインは、正式には戸田峠から達磨山・伽藍山を通り土肥峠(船原峠)を結ぶ西伊豆の稜線上を走る延長約10㎞の道路となるが、今回は戸田峠と仁科峠を始点、終点とした県道411号線を含んだ全長20㎞弱のルートとして紹介したい。

西伊豆スカイラインにアクセスするには、戸田峠、土肥峠(船原峠)、風早峠、仁科峠のいずれかを攻略しなければならない。
脚に自信がない場合は、一番標高の低い(標高580m)土肥峠(船原峠)からをお勧めする。
ルートの途中から入ることになるので、景色を重視したいなら本来の西伊豆スカイラインとなっている戸田峠側に進むと良い。
ただし土肥峠(船原峠)から戸田峠方面に行くには、合流点から350mほどの標高差をクライムすることになる。

今回のスタートは戸田峠側からとしよう。
西伊豆スカイライン上にはコンビニや自販機はないので、下で補給しておこう。
なお戸田峠も仁科峠も少し下れば、だるま山高原レストハウス牧場の家がある。

戸田峠の時点で標高は700m以上あるので、最も標高の高い達磨山(標高927m)までは200mほどのクライムとなる。
達磨山までは3.7㎞で平均勾配は5.5%だ。

達磨山まではそこまできつい登りはなく、10%を超える箇所は後半に少しあるだけだ。

前日が雨(山の上は雪)だったときは日影は凍結することもあるが、こういったことは温暖な伊豆にあってあまり多くはない。

特に景色の開けることのない道を3㎞程進んでいくと、達磨山が目の前に現れる。
山と青空のハイコントラストがとても気持ちいい。

ここから先だけ少し登りがきついので、頑張ろう。
また振り返れば、駿河湾と富士山といういかにも日本らしい景色を望むことができる。

達磨山を越えると一旦下りを挟んで登り返す。
下ったところは駐車場になっていて、ここから景色を眺めることもできる。

登り返しの先は伽藍(がらん)山となるが、登り返しの坂では是非後ろを振り返ってほしい。
ここも達磨山への登り同様に素敵な景色が広がっている。




伽藍山からは4㎞強に渡って、土肥峠(船原峠)までダウンヒルとなる。

もちろん反対からはヒルクライムなわけだが。。

下り切ったところが、土肥峠(船原峠)だ。
本来の西伊豆スカイラインはここで終わりとなる。

ここから仁科峠へは、もう一度登っていく。
登りと言っても、仁科峠手前の風早峠まではアップダウンを繰り返すことになるので、それほどきつく感じることはないだろう。

また途中にはトンネルがあるので、ライトはちゃんと装備しておこう。

土肥峠(船原峠)から7.5㎞進むと風早峠となる。

早風峠は標高770mで、単体で登ってもそれなりに厳しい峠だった。
単体での坂バカ度は☆5だ。
道が細く薄暗いので、対向車や冬の凍結には注意したいが、夏は涼しいだろう。

早風峠から仁科峠までは平均10%の登りが1.2㎞に渡って続くことになる。
戸田峠からノンストップで走ってくるとこれが結構辛い。

このきつい坂を登り切れば仁科峠だ。

仁科峠からの眺めも比較的良いのだが、峠の横道を入っていく(ダートなので、自転車は押していこう)といままで走ってきた山々を望むことができ、充実感も大きいだろう。

西伊豆スカイラインはアップダウンを繰り返すルートなので、体力的には登りが連続する峠よりも難易度は低い。
しかし往復すれば距離40㎞弱、獲得標高は1000mを超える立派なルートになる。

何よりも景色が素晴らしいので、走り抜けるというよりはゆっくりと景色を楽しみながら走りたい道と言えるだろう。

坂バカ度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★★★★★
路面状況:★★★★★★★★★★

距離
19.5km
最大標高差
349m
平均斜度
全体:0.5%
上り:6.6%
下り:6.6%
獲得標高
上り:627m
下り:523m