自転車と自撮りのおいしい関係

今回は峠ではなく、タイトルの通り自転車での自撮りについてだ。おいしい関係でも地鶏は関係ないので、悪しからず。

自撮りについては、こちらの記事もお薦め。

どこかで聞いたことがあるようなタイトルだが、皆さんは坂を上った時に「この坂はこんなにきつかった!」という感想と共にSNSなどに写真を...

・本題のその前に…

まず話題に入る前に、元来面倒くさがり屋な私はいままでブログというものを作成したことがなかった。
特に自転車に乗っている間はできるだけ足を地面につけたくないというタイプだったので、信号待ちも足をつかずにどこまでいけるかというセルフチャレンジをしているくらい、サドルの上にいる間はとにかく景色だとかなんだとかは二の次だったわけだ。(降りたら写真くらいは撮っていたが。)

そんな面倒くさがりな私がどう転んだかブログを始めることになり、レンタルサーバーだのドメインだの、ワードプレスだのと呪文のような言葉を得意げに駆使しながらできたサイトがこのサイトなわけである。(裏で専門家の意見を仰いだことは言うまでもない)

しかしそのまま自転車に乗った内容をブログにしたのでは、ニーチェ全集のような果たして一般的に実用と言えるのか疑問の産物が出来上がってしまう。坂バカの精神世界なぞ気合と根性と一人SMプレイの精神を寸胴鍋で7日間じっくりコトコト煮込んだスープのようなもので、あちら(又はそちら)側の人間にはヴォイニッチ手稿と同じでいつまで経っても解明できないようなものであろう。
そこで何とか少しでも写真という素材を使って、一般的な自転車乗りでも坂の楽しさを理解できるようにしようと積極的に写真を撮ることになったわけである。

とはいえ風景写真ばかりではいまいち臨場感が出ないので、自撮り写真を加えていくことにした。(本来、私は事務所から顔出しNGと言われているが、ここは皆様に少しでも坂を好きになって頂くために喜んで協力させていただく所存だ!)

前置きが長くなってしまったが、今までの投稿したブログの写真をどのように撮っているか、また何がおいしいのかについて説明しよう。

・カメラについて

カメラは特別なものではなく、普通のスマホだ。面倒くさがり屋なので、あまり重たいものや使いづらいものは持ちたくない。簡単にスナップできて、画面の見やすいスマホは手軽である。

別途一眼レフカメラも所持しているのだが、重くてでかいので自転車に乗るには少々厄介で通常は使っていない。

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・カメラの固定について

カメラの固定にはゴリラポッドという製品を使っている。これを使うことでガードレールやポールにカメラを固定でき、簡単に自撮りやブレのない撮影ができる。

以前似たような廉価な製品を使っていたこともあるのだが、やはり本家の製品と比べると耐久性や取り回しが劣っていて安物買いのなんちゃらになってしまった。

またゴリラポッドにはいくつか種類があり、コンパクトデジカメやスマホ用の小型軽量の物から一眼用の大型のものまでそれぞれ対応している。

私は一番小型のものを利用しているが、スマホ程度であれば十分事足りている。何より軽く、背中のポケットに入れていて邪魔にならないのが良い。久しぶりに買ってよかったものだったと思う(いつも何買ってんだ?)

ただこの製品にはスマホを固定する部分がないので、別途購入する必要はある。

今はすべてがセットになっているものもある様だ。

・撮影の仕方について

撮影の仕方は2通りある。
一つは固定したカメラにセルフタイマーをセットして10秒以内に構図を作る方法だ。この方法はスマホと三脚さえあればできるのでお手軽である。一方で10秒という限られた時間の中で少々慌ただしくポーズを決めなければいけない。自転車の扱いに慣れていれば難しくはないが、失敗することも多い。失敗すると下のように取り直しだ。

もう一つはスマホ用のシャッターリモコンを利用する方法だ。

この方法であれば、じっくり構図を決めてから余裕をもってポーズを決められる。ただリモコン本体が小さいので、なくしてしまわないか不安ではある。(その分持ち運びは便利なのだが。)

・まとめ:自撮りができると何がおいしいのか

まずは自分の自転車に乗っているときの見た目や姿勢を確認できることだ。自分が想像しているのと乗り方が違っていたりする。私自身も想像より、がに股気味で漕いでいたりする。そういった姿を見ることで理想のフォームに修正をしていくこともできるだろう。

またどこで撮れば良い写真が撮れるかを考えるようになるので、色々なものに目が行くようになり新たな発見や危険箇所を把握することができる。特に下りでは写真を撮るために減速するので、飛ばしすぎによる事故リスクを低減できる。また副次的に考えている間はきつい登りを忘れられるのも良い。

今回は文章量の割には内容の薄いスマホ撮影での地鶏、もとい自撮りについて説明したが、時間があれば一眼やドローンを使った撮影についても紹介していきたい。

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