今回紹介する峠は、前回紹介した内黒峠の近所に位置する旧天上山林道だ。
このルートは南北に分けられるので、今回は北コースについて紹介したいと思う。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観: ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆
距離
7.5km
最大標高差
516m
平均斜度
全体:6.6%
上り:7.4%
下り:4.4%
獲得標高
上り:508m
下り:11m
・補給ポイントについて
スタート地点は国道186号線の、龍頭峡入口交差点からとする。
コース全長は7.5㎞と比較的短い。
・ラストコンビニ
ラストコンビニは、前回同様道の駅来夢とごうち前のセブンイレブンだ。
・ラスト自販機
自販機は、スタートしてすぐの地点にある物が最後となる。
・実走レビュー
スタートすると、最初の1.7㎞は4%弱の緩めの勾配でスタートする。
脚を慣らすにはちょうど良いだろう。
スタートから800m地点には交差点があるので、これは左折だ。
またキャンプ場を過ぎた1.7㎞地点にも分岐がある。
ぱっと見はまっすぐに見えるが、これは右折だ。
直進すると龍頭峡に進むことになる。
分岐した先から、勾配は上がり始める。
ここからは頂上付近まで、平均8%強の勾配で登っていくことになる。
分岐から1㎞程は9%程度の登りが続くが、その先の約2.7㎞地点からは勾配は一旦落ち着いて、6%弱の勾配が1㎞程続くことになる。
際に登った感じでは、所々10%前後になる箇所がある階段式の登りとなっているので、ダンシングなどを織り交ぜながら進んでいきたい。
3.8㎞地点からは、勾配が一段ときつくなる。
ここから6㎞地点までは平均11%の登りだ。
所々に休める区間は現れるが、勾配変化は小さく、コンスタントに10%を超える勾配が続くと思っておいた方が良い。
また景色も変わり映えしないので、精神的には少し辛い部分だ。
徐々に勾配が落ちてくると、6㎞地点に近づいてきた証拠だ。
6㎞地点までくると、少し広い駐車スペースの様な場所が現れる。
6㎞地点から先は、今までと比べると勾配はぐっと落ち着き、ゴールまで6%弱で推移する。
また景色も開ける箇所が現れて、登ってきたことを実感できるだろう。
左側にワッフル状の落石防止箇所が現れれば、ゴールまでは残り1㎞となる。
ここからは勾配がきつくなることもほとんどないので、スパートを掛けてしまっても良いだろう。
右側に看板が見えてくれば、その先のカーブを曲がったところがゴールだ。
最後の直線は少し下り勾配になっている。
・頂上施設について
右側に林道の開通記念石碑が現れたらそこがゴールだ。
ちなみに、頂上にはそれ以外の目印はない。
・路面状況について
舗装は比較的良好だが、枝や落ち葉の散乱、湧水の流れる場所があった。
またグレーチングも何か所かにあり、段差になっているので、下りはタイヤを取られないように注意したい。
それから、明らかに動物がいると思われる雰囲気があったので、熊除けの鈴等、音のする物を持って走った方が安全だろう。