今回は、前回に引き続きチセヌプリの岩内側からの登りについて紹介する。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★☆☆☆☆☆☆
景観: ★★★★★★☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★★★
距離
20.3km
最大標高差
823m
平均斜度
全体:4.1%
上り:4.8%
下り:3.6%
獲得標高
上り:829m
下り:16m
・補給ポイントについて
スタート地点は岩内のこの交差点からとする。
全長は20.3㎞だ。
・ラストコンビニ
ラストコンビニは、道の駅いわないのそばにあるセイコーマートとなる。
・ラスト自販機
自販機は、スタートしてすぐのハマナスストアの軒先にあるものが最後だ。
・実走レビュー
スタートすると、のどかな風景の中を5%程度の直線的な上り坂が続く。
先が見える分ちょっとげんなりするかもしれない。
直線区間はのどかな景色から森の中に入っていく。
先の区間から合わせると序盤の直線的な区間の距離は8㎞弱になる。
この直線区間を過ぎると九十九折れの道となる。
とはいえ、道の規模が大きいので九十九折れといった感じはしないかもしれない。
勾配も大きく変わることはなく、5%前後を行ったり来たりと言った感じだ。
勾配はカーブ部分が緩く、ストレート部分がきつめとなる。
九十九折れが終わると、再度直線的な道が続くようになる。
また、場所によっては岩内を見下ろすことのできる場所もあり、晴れていれば中々に眺めは良い。
そのまま進んでいると蘭越方面への分岐を示す看板が出てくる。
この道を右に曲がると新見峠という別の峠(残念ながら取り上げない峠だ)へアクセスすることができるが、今回はそのまま直進していただきたい。
ここまでで、概ね12㎞だ。
ここから先は緩い登りを挟みながら、5%~6%のくねくねとした道を登っていくことになる。
分岐地点から4.2㎞進んだところで、自然休養林休養所というパーキング設備が現れる。
ここは飲み物やソフトクリームのほか、ちょっとした軽食も食べることができるようなので、疲れたらありがたく休んでおこう。
進んでいくとチセヌプリが見えてくるので、ゴールまでの感覚もつかみやすくなるはずだ。
ここから先は頂上まで約3.5㎞だ。
また、途中には笹が生い茂った大谷地という景勝地もあり、心癒される景色が広がっている。
大谷地が見えたら頂上までは2㎞強となり、勾配も今まで比べると緩くなるので、スパートしても良いだろう。
・頂上施設について
最後は300mほどの直線となる。
特徴がない道なのでわかりづらいかもしれないが、写真のような谷の間につながる直線路が出てきたらそれが最後の直線だ。
頂上は前回の記事の通りこれといって何もない。
・路面状況について
路面状況はニセコ側よりも良好で、特に気にするところもない。
道も広いので、安心して走ることができるだろう。