今回紹介するのは、前回に引き続き本宮山の岡崎側からの登りとなる。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★☆☆☆☆☆
景観: ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★☆☆☆☆
距離
13.3km
最大標高差
529m
平均斜度
全体:4%
上り:6.2%
下り:3.9%
獲得標高
上り:589m
下り:66m
・補給ポイントについて
岡崎側のスタート地点はくらがり渓谷駐車場前からとする。
「くらがり」とはついているが、激坂はないので安心してほしい。
頂上までの全長は13.3㎞となる。
ちなみにスタート地点で標高は240mを超えており、ここまで来るのも登り基調となっている。
アクセスは、自動車ならくらがり渓谷の駐車場を利用できるが、スタート地点に近いのでアップができない。
・ラストコンビニ
ラストコンビニは近くにはないので、補給は事前に整えておきたい。
一応スタート地点にお土産物屋やカフェはあるが、早朝は開いていないと思われる。
ラスト自販機は土産物屋にあるものが最後となる。
・実走レビュー
スタートして最初の1㎞は平均6%の勾配となる。
階段式の登りとなるので、実際の勾配は10%程度になる箇所もある。
道が細いので、対向車には注意してほしい。
また日影が多いので夏は涼しいが、冬は凍結の可能性もあるので注意だ。
そこから本宮山スカイラインに入る5㎞も勾配は大きく変わることはなく、平均5%強で推移する。
ちなみに道は木に覆われているので、景色も大きく変わることはない。
一か所だけ急カーブがあり、この地点で大体5㎞進んできたことになるので、距離の目安にすると良いだろう。
カーブを過ぎて1㎞程進むと、本宮山スカイラインへの入口となるので、右折しよう。
スカイライン入口まで来れば後半戦となる。
また道を横断することになるので右折の際は後続車、対向車に注意しよう。
本宮山スカイラインに入るとアップダウンが連続するが、最初の1㎞強は下り勾配となる。
その先は10%弱の登りが400mほど続く。
ここを登り切ると岡崎市と新城市の境界となる。
初見だとその先が下りとなっているため頂上だと思ってしまうかもしれないが、まだこの先も長い。
ちなみにこの先何度も岡崎市と新城市が入れ替わる。
下った先は登り返しとなっているが、距離は短いので下りの勢いで登ってしまおう。
登り切るとその先の1㎞は2%程度の緩い登りだ。
この先に勾配のきつい登りがあるので、疲れている場合は無理をせずに脚を休めるのが良い。
緩い区間が終わると、その先の1㎞は9%弱の登りだ。
ちなみに長い急な登りはこれで最後だ。
これを登り切ると、ゴールまでの3㎞となる。
またその先の平均勾配は2.2%なので、スピードを上げていきたい。
また本宮山スカイラインは、スカイラインというわりには景色があまりよくないが、このラスト区間に一か所だけ景色の開ける箇所がある。
この景色が見えれば、ゴールまでは1㎞ちょっとになる。
この先も大きな登りはないので、スパートといきたい。
なお最後の400mだけ5%ほどの登りとなる。
山頂にあるアンテナ類が見えてきたらゴールはすぐそこだ。
・頂上施設について
山頂については前回の記事を参考にしてほしい。
なおタイムを狙う場合には、後半のアップダウンでどこまでタイムを稼げるかがポイントとなるだろう。
前半を一定ペースで登り、アップダウンの下りで上手く脚を休めつつ、登りは下りの勢いをうまく使って登ると良いだろう。
・路面状況について
路面状況は悪くないが、前半は道が細いので対向車には注意してほしい。
後半の本宮山スカイラインは2車線で路面も問題はない。