#107 きじひき高原でヒルクライム!函館一望の絶景高原ルート!

今回紹介する峠は函館のお隣、北斗市の北に位置するきじひき高原だ。
この地域のローディがなんと言うかは不明だが、差し詰め「東の城岱、西のきじひき」といった位置関係だ。

今回紹介する峠は、以前紹介した城岱牧場(城岱スカイライン)の七飯側からの登りについてだ。 ・峠スペック 坂バカ度...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★★★☆☆
路面状況:★★★★★★★★★☆

距離
10.1km
最大標高差
587m
平均斜度
全体:5.7%
上り:7.5%
下り:3.6%
獲得標高
上り:632m
下り:54m

・補給ポイントについて

スタート地点は、国道227号線からきじひき高原に登っていく道の分岐がある交差点からとする。
ゴール地点となる噴火湾展望台までの全長は10.1㎞だ。
アクセスは北海道新幹線の新函館北斗駅から、一本道の3㎞で到着できる。

・ラストコンビニ

スタート地点から最も近いコンビニで、2㎞ほど離れたセイコーマートとなる。

・ラスト自販機

自販機は近くには見当たらなかったので、コンビニで一緒に補給しておこう。
なおコース途中には自販機があるので、脱水症状などの心配は少ないだろう。

・実走レビュー

スタートすると、いきなり7%ほどの平均傾斜で3㎞ほどを登っていくことになる。
場所によっては10%程度になるところもあるので、最初から全開で登るとへばってしまうぞ。

3㎞区間を過ぎると、300mほどは勾配が緩む区間があるので、ここで一旦呼吸を整えたい。

所々にきじひき高原展望台までの残り距離を示す看板があるので、目安にするとよいだろう。(展望台はゴールではないので、注意してほしい)
なおメロディロードは、残念ながら自転車では聞こえない。

緩いポイントを過ぎると、再度勾配は10%前後まで増すことになる。

この区間は、キャンプ場を過ぎるところまで1㎞ほど続いている。

キャンプ場には自販機があるので、もし辛い場合やボトルが心許ない場合にはありがたく利用しよう。

キャンプ場を越えてから1㎞ほどは、緩やかな下り勾配(少しだけアップがある)となる。

下りが終わると登り返しとなり、展望台までの1.7㎞区間で平均7.5%の登りとなる。
ここも場所によっては10%前後になるので、無理をしないペースで登りたい。

この区間では視界が開けて、函館方面を見渡すこともできる。

また標高を示す看板もあるので、参考にしてほしい。

展望台を過ぎると、500mほどの下りとなる。(展望台の設備については後で記載する)

下りが終わると、また登り返しが待っており、ここから2㎞弱は7%強の登りとなる。
もちろん場所によっては10%前後になることもある。

この区間も景色は素晴らしいので、辛くとも頭を上げて景色を楽しみながら登りたい。

なお、この登り区間が最後の登りなので、頑張って登り切りたい。

登り切ると下りに転じ、そこから400mほどで噴火湾展望台が現れる。

・頂上施設について

展望台からは牧草地越しに噴火湾と駒ケ岳を望むことができ、なかなか清々しい。

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・路面状況について

路面状況は良好で、問題になる箇所はない。
ただし勾配がきつい区間ではスピードが出やすいので、注意してほしい。

コース途中にある展望台からは、噴火湾から函館側までをパノラマで見ることができる。

また自転車ラックや自販機、トイレ(とても綺麗だ!)も設置されており、フリーWifiもあるのでゆっくりと休憩できるだろう。

・その他

さて、ここまで見ていただいた皆様においしい情報をひとつ。
スタート地点から3㎞ほど離れたところに韋駄天というラーメン屋があり、ここの味噌ラーメンが絶品だった。

北斗市では味噌ラーメンが主流のようで、韋駄天も味噌ラーメンに力を入れており、韋駄天みそラーメンは3種の味噌をブレンドした濃厚でうまみのあるラーメンで、本場の札幌ラーメンにも勝るとも劣らない味だ。

登った後の塩分、エネルギー補給には最適の一品なので、是非寄ってみてほしい。