#74 早池峰山(東ルート)でヒルクライム!緑が気持ちいい登り集中ルート!

今回紹介する峠は、前回に引き続き早池峰山の東側からの登りについてである。

今回紹介する峠は、早池峰山(はやちねさん)である。 早池峰山は盛岡の南東に位置し、北上山地の最高峰にして日本百名山の一つだ。 そ...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観:  ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★☆☆☆☆☆☆

距離
10.9km
最大標高差
770m
平均斜度
全体:7.1%
上り:7.3%
下り:0%
獲得標高
上り:765m
下り:0m

・補給ポイントについて

スタート地点はタイマグラキャンプ場からとする。
山頂までの全長は10.9㎞となる。
西ルートと比べれば、全長が長くなる分、勾配も若干緩やかだ。

・ラストコンビニ

こちらも近い場所にコンビニは存在しない。
最寄りのコンビニでも20㎞ほど離れている。

・ラスト自販機

自販機はキャンプ場にあるものが最後だ。また、キャンプ場の炊事場で水を補給することもできる。
(キャンプ場の方に聞けば、快く教えてくれるので、利用する前に一声かけてほしい)

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・実走レビュー

スタートすると、最初の2㎞ほどは2~5%程度の比較的穏やかな登りで始まる。
少し進むと、おなじみの交通規制用の門が現れる。
ここから徐々に勾配が増していくことになる。

2㎞を過ぎると、自家用車交通規制のエリアが現れる。
規制時期は午前中であれば、ここから先はバスとバイクだけしか気にする必要はないが、午後1時を過ぎると一般車も通行可能になるので、覚えておいてほしい。

景色としては大きく変わることはなく、西側ルート同様に森の中を進んでいく。

途中で森に埋もれた放置自動車などもあり、雰囲気はある。

また、ここから先で大きく勾配が変わることは少なく、基本的には8%前後をうろうろしながら登っていくことになる。

とはいえ、登り続けるわけではなく、部分的に脚を休めることのできる区間もちょこちょこ現れるので、この脚休め区間をうまく利用しながら登っていきたい。

中盤以降は道もカーブが増えてきて、内側はきつい箇所も出てくる。
九十九折れというわけでもないので、テンポはいまいち掴みづらいかもしれない。

バス停が現れたら、ここから頂上までは2.7㎞ほどとなる。
また勾配も、今までより若干ではあるが緩くなる。
しかしながらここまで登ってきた疲れもあってか、体感的には楽になるとは感じられなかった。

ただ、後半になると滝も出てくるので、水の流れる音に多少ながら癒される。

バス停を越えて、2㎞ほど進んだところで180度の大きなカーブがある。

これを越えて、左側に駐車スペースが見えてくれば、ゴールはすぐそこだ。
ラスト30mほどは勾配も5%弱まで落ちるので、踏み込んでいこう。

・頂上施設について

頂上は、前回の通り山小屋があるだけだ。

・路面状況について

路面状況は、場所によって木くずの散乱などはあるものの、それ以外には特筆して悪い箇所はない。
こちら側はコケもはえていないので滑ることもないだろうが、道幅は広くないので、飛ばしすぎには注意してほしい。