#1 定峰峠(秩父側)でヒルクライム!自転車乗りには優しい快走ルート!

今回から遂に(満を持して!)茶を濁さない記事となる。
記念すべき1本目の峠は埼玉県の定峰峠(標高619m)だ。
当ブログは基本的に標高1000mを超える峠を中心にお送りしていこうと思っているが、埼玉県には1000mを超える峠が多くなくしかも代表的な有間峠(有馬ではない有間だ!)が4月末まで通行止めとのことで、急きょ定峰君にピンチヒッターを依頼した次第だ。
今回は秩父側(裏定峰)の内容となる。

・峠スペック

坂バカ度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
景観:  ★★★★☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★☆☆(路面は最高だが、道幅が狭いところあり)

距離
8.8km
最大標高差
406m
平均斜度
全体:4.6%
上り:5.4%
下り:1.5%
獲得標高
上り:398m
下り:6m

・補給ポイントについて

平均勾配は5%程度と誰にでも登りやすく、かつ路面が非常に綺麗で季節感のある広葉樹の中を登っていくことのできる峠である。
ダウンヒルも安心して行うことができるが、道幅は片道一車線未満で広くないため飛ばしすぎには注意してほしい。
また秩父側からの登りにあたって注意すべきは補給ポイントが多くないことだ。
特に定峰峠から奥武蔵グリーンラインに抜ける場合は、峠頂上の茶屋を逃すと途中での補給が困難になることから、事前に秩父市街のコンビニなどで補給を済ませておくことをお勧めする。

・実走レビュー

定峰峠の具体的なスタート地点は不明のため、八坂神社を目印とすることにした。

神社を過ぎて次の交差点は右折だ。

神社を過ぎてすぐは勾配は1~2%程度といたって穏やかである。
飲み物の補給を忘れた場合はこの位置がラスト自販機となるので補給しておこう。

左側に見えるうどん屋を過ぎたあたりから登りが始まる。

とはいえ、この峠自体は急に勾配が上がるようなことはなく、感覚的には7%前後を行き来するような感じなのでそれほどの気構えは必要ないだろう。また峠の途中では秩父市街を見下ろすこともできるため、疲れた場合にはこのあたりで休憩するのもよいかもしれない。
ただし、道が広がるところが少ないので休憩や降車の際は自動車に注意したい。

余談だが登りの途中にはお寺さんがあり、このお寺への参拝道が峠のショートカットになっている。
ただしショートカットになっているだけあり、入り口からものすごい勾配で登っているので、間違えて入り込まないように注意してほしい。
(もっともこんなところに入っていくのは相当なもの好きであろうが。。)

この調子で淡々と登っていけば問題なく頂上までたどり着くことができる。
頑張りどころというほど厳しくなるポイントはないので、上記お寺さんの参拝道が右側に見えたあたりからスパートをかけるが良いだろう。

峠の頂上は二股にわかれており、まっすぐ進むと東秩父へ下り、右へ行くと奥武蔵グリーンラインとなる。

峠の頂上には茶屋があり、自転車ラックへ自転車を留めて補給が可能だが、少し物価が高い。しかし先ほども言った通り、グリーンラインに行くと補給ができないため、補給をしていない場合にはしかっりしておこう。