今回紹介するのは、徳島県の東部に位置する大川原高原だ。
(トップのにゃんこはたまたま見つけただけで、坂とは特に関係ニャい)
大川原高原は徳島市からも比較的近い位置にあり、自走でのアクセスも容易だ。
またこのルートでは、去年KAMIKATSUヒルクライムという大会が行われたようだが、今年の開催は延期されているようだ。
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・峠スペック
坂バカ度:★★★★★★★★☆☆
景観: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆
距離
11.3km
最大標高差
759m
平均斜度
全体:6.7%
上り:8.8%
下り:8.5%
獲得標高
上り:819m
下り:72m
・補給ポイントについて
スタート地点は、上勝小学校のそばにある交差点からとする。
頂上までは11.3㎞となる。
・ラストコンビニ
コンビニは近くにはないが、交差点に酒屋があるので、やっていればパンなどは買うことができる。
・ラスト自販機
自販機は、スタートしてから350mほど進んだところにあるものが最後となる。
・実走レビュー
スタートすると、最初は学校の横の坂を登ることになるが、これはすぐに下りに転換する。
下った先が交差点になっているので、この交差点だけ間違わないようにしたい。
交差点で正しいルートに進めれば、ここからはほぼ一本道だ。
なおスタートから1.2㎞程は、2~3%程度の緩やかな登りとなる。
行き先標識が見えてきたあたりから、勾配は増し始める。
謎のオブジェがあるヘアピンカーブは内側の勾配がきついので、できるだけ外側を回ってスピードを落とさないようにするのも良いだろう。
その先も勾配は10%強で推移する。
1.8㎞地点に来ると、少しわかりづらい交差点がある。
ここは直進ではなく、折り返すように曲がってほしい。
県道としての番号は変わらないが、ぱっと見だと直進してしまうような造りになっている。
この先も平均10%程度の勾配で、体感では11%程度になる。
交差点から800m程進むと、灌頂ヶ滝というかなり立派な滝が現れる。
かなり落差のある滝で、滝の周辺は涼しい。
滝から先2㎞区間も、平均勾配は10%となる。
場所によっては15%超の勾配が続く区間もあるので、結構きつい区間である。
所々に現れる小さな滝からは、クーラーの様な冷気が流れてくるので、これがこの区間のささやかな癒しとなるだろう。
きつめの2㎞区間を越えると、勾配は一旦緩やかになるので、ここで脚の回復を図りたい。
勾配の緩い区間の先に慈眼寺というお寺がある。
このお寺がスタートから5㎞地点となるので、大まかな折り返し地点と考えると良いだろう。
お寺から先600m程は、10%程度の勾配となる。
この勾配を越えると、長めの下り区間が現れる。
下り区間は700m程あり傾斜も急で道も細いので、落車には注意したい。
下りが終わると、ここから3.5㎞に渡って平均9%の登りとなる。
この区間の登りはコンスタントで、今までと比べると変化は少ない。
ただ、9%から下がることもほとんどないので、ペースを作って耐えるしかないだろう。
途中分岐があるが、大川原とある方に進もう。
風力発電の風車が見えてくれば、この区間も残り400mとなる。
きつい区間を抜ければ、そこから800mはほぼ平坦となる。
800m進んだ先に交差点が現れるので、これを左に進もう。
そこから400mで頂上となるが、最後のこの区間も平均10%となるので、最後の頑張りといきたい。
・頂上施設について
頂上からは天気が良ければ、徳島方面を一望できる。
残念ながら、私が登った日は頂上付近が雲に覆われていたため、風車さえまともに見えなかった。
また茶屋があり、ソフトクリームなども食べられる。
・路面状況について
路面状況について、全体的に道幅は細く、舗装の剥がれや湧水がある。
またタイヤが挟まるような隙間のあるグレーチングが3か所ほどあるので、そこにも注意したい。
・その他
さて、ここまで読んでいただいた皆様に美味しい情報をお届けしよう。
徳島と言えば阿波踊りも有名だが、徳島ラーメンを忘れてはいけない。
徳島ラーメンと言えばスープが茶色いイメージだが、茶、白、黄の3種類に分類されるそうで、それぞれに違った味を楽しむことができる。
チェーン店も含めて美味しいお店がたくさんあるので、徳島に来た際は是非塩分とエネルギー補給を兼ねて寄りたいところだ。
コメント
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