#57 蔵王エコーライン/刈田峠(宮城側)でヒルクライム!自転車乗りを試す、長く厳しい登り!




今回紹介する峠は、宮城と山形の県境にまたがる蔵王連峰を走る、エコーライン上にある刈田(かった)峠である。




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・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★★★☆☆
景観:  ★★★★★★☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★☆☆

距離
17.3km
最大標高差
1231m
平均斜度
全体:7.1%
上り:7.6%
下り:1.3%
獲得標高
上り:1231m
下り:4m

・補給ポイントについて

スタート地点は宮城蔵王ロイヤルホテルの前にある交差点とする。
全長は17.3㎞だ。
この場所は年に一度行われる、「日本の蔵王 ヒルクライム・エコ」のスタート地点でもある。大きな鳥居があるので、わかりやすいだろう。

・ラストコンビニ

ラストコンビニは遠刈田(とおがった)の街中にあるセブンイレブンだ。

・ラスト自販機

自販機はスタートしてすぐの右側の飲食店横にもあるが、ラストは頂上に近い駒草平の茶屋にある。
その間の区間には存在しないので、できれば補給は下で済ませておくと良いだろう。

・実走レビュー

登り始めると、すぐに12%のウェルカム登坂が待ち構える。

この坂自体は一旦すぐに終わるが、ここから先は緩急をつけながら10%超の勾配で登っていくことになる。
この区間は距離3.5㎞で平均勾配は9%だ。

この区間を過ぎると数百メートルの九十九折れ区間があり、ここは斜度が大きく緩まるので、脚をしっかりと休めたい。

しかし、この区間が終わるとまた1.5㎞ほどきつい区間が続くことになる。
区間の終わりには蔵王不動尊があり、我々サイクリストの真贋を鋭い目つきで見極めているようだ。

また、この道路は道幅が広いからか、あまり登っていないように見えて実は勾配がきついという状態が多い。

事前に勾配を確認している場合や、サイコンに勾配が表示される場合には良いが、何も基準がない状態だと自分の体調が悪いのではないかと錯覚してしまうかもしれない。

不動尊を超えると、そこから先は7%~10%ほどの九十九折れが5.5㎞続く区間となる。
場所によっては直線区間の勾配がきつかったり、逆にコーナー部分の勾配が緩かったりと一定ではないので、リズムがつかみづらいかもしれない。

この区間は距離も長いので、ダンシングを織り交ぜながら筋肉疲労を分散させながら登ると良い。

これが終わると、一旦ストレートの区間が現れる。
勾配も若干緩くなり、景色が開けて刈田岳の頂上付近を見ることができるので、気持ちは少し楽になるだろう。

直線区間を過ぎると、蔵王の山肌を間近に見ることのできる大黒天駐車場までは2㎞ほどとなるが、また傾斜は厳しくなり、平均で8.5%ほどとなるのでここも耐える必要がある。

ここを過ぎても1㎞ほどは勾配は相変わらずである。

しかし、それを過ぎれば勾配は3%台となり、刈田峠の頂上までは1㎞ほどとなる。

・頂上施設について

刈田峠にはこれといったものはなく、バス停が唯一の峠名を示している。

またエコーラインから分岐してハイラインという道路が頂上まで続いているが、こちらは自動車専用道となっており、自転車は進入できない。
ここを登りたければ、年に一度のヒルクライム大会に出場するしかないだろう。

頂上を過ぎて1㎞ほど行ったところにリフト乗り場がある。ここは自販機や名物の玉こんにゃくを販売しているので、登り切ったら休憩がてら寄ってみると良い。(自販機は下界と同じ価格で良心的だ)

頂上からは比較的展望もよい。

・路面状況について

路面状況は良好で、登り下り共に、これと言って心配する点はない。
ただし、九十九折れ区間はコーナーのRが小さいので、オーバースピードで曲がり切れないということにならないように注意してほしい。

・その他

蔵王に限った話ではないが、標高が1000mを超えるような峠は、天候の急変が激しい。
私が登った時も、登りはじめは晴れていたが、中盤辺りでは山の上半分はすっぽりと雲に覆われた。

頂上に着いた頃には再度晴れてきたが、下りの途中に曇りはじめ、下り終わったころには全体が分厚い雲に覆われてしまい、その1時間後には雨が降り始めたほど天候の変化が著しい。

仮に下りの途中で雨が降ってくれば、スリップの危険性が増すだけではなく、低体温症になってしまう可能性もあり、落車のリスクが大きく増す。
天気予報を見ながらも、天候の急変に備えた装備と心構えで挑んでほしい。
ちなみに、この日の私は久しぶりの体調不良で、ふもとの遠刈田から頂上までの道のりはとてもとおかった(遠刈田)。。

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