#239 関田峠でヒルクライム!新潟側は難易度高し!

今回紹介するのは、前回に引き続き長野県と新潟県の県境に位置する、関田峠の新潟側のルートについてだ。

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・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★★☆☆☆
景観:  ★★★★☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆

距離
15.3km
最大標高差
1043m
平均斜度
全体:6.8%
上り:7.5%
下り:4.5%
獲得標高
上り:1061m
下り:25m

・補給ポイントについて

スタート地点は、曽根田交差点からとする。
頂上までのコース全長は15.3㎞と、長野側と比べると長めのコースプロフィールだ。

・ラストコンビニ

ラストコンビニは、スタート地点から2㎞程離れたセブンイレブンとなる。
比較的距離が長い峠なので、事前の補給や補給食の携行はしっかりと準備しておきたい。

・ラスト自販機

自販機は、頂上の1㎞強手前にあるグリーンパル光原荘にあるものが最後となる。
ここより手前の自販機となると、スタート地点そばのガソリンスタンドにあるものが最後となるので、水分補給も計画に行いたい。

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・実走レビュー

スタートすると、最初の1.5㎞ほどは緩やかな直線基調の登りとなる。
タイムを狙うのであればしっかりとスピードに乗せておきたいが、先は長いので頑張りすぎないようにしておこう。

連続カーブが現れると、ここからは勾配もきつくなる。
ここから2㎞区間は、平均8%弱の登り区間だ。
実際には、10%を超える勾配と緩い勾配が交互に現れ、前半からパンチのある登り区間となっている。

その後、勾配が緩くなって4㎞地点まで来ると、短いながら下り勾配が現れる。
この下り勾配の先は登りになるので、できるだけ加速して登りの勢いに生かしたい。
なお、下ってから登り切った辺りでスタートから5㎞地点となる。

5㎞地点からは1.5㎞に渡って階段式の登り区間だ。
平均では7%強の勾配となっているが、10%以上の勾配も現れる。
またこの区間は道が広いので、勾配が分かりづらく錯覚により体感ほど進まない感じがする。

6.5㎞地点にある急なコーナーは勾配がきついが、その先は勾配が緩くなるので、勢いで越えてしまっても良いかもしれない。

7㎞地点を過ぎた辺りで、10%勾配を示す看板が現れる。
ここからは1.5㎞の区間で10%前後の長い登りが始まる。

この区間も道幅が広いため、体感よりも勾配はきつい傾向にある。
バイクが進まなくても焦る必要はない。

1.5㎞区間を過ぎると、短いながら一旦5%程度まで勾配が落ちる区間が現れるので、ここで脚を休ませたい。
脚があればこの区間も加速したいが、この先も登りは続くので無理は禁物だ。

一旦緩んだ勾配は再度厳しさを増し、2㎞強に渡って平均9%弱の勾配区間が続く。

11㎞地点まで来ると、光ヶ原高原という高原に出る。
高原の入り口に交差点があるので、左折だ。
この高原区間は多少の緩急はあるものの、1㎞程の区間で平均的に緩い勾配となる。

高原を抜けると、ここからは頂上まで3.5㎞に渡って8%強の登り区間となる。
実際には勾配の緩む区間もあるのが、登っている間は9~10%くらいの感覚だ。
10%を超えることもあるが、それほど長く続くわけではないので、ペースが崩れることはないだろう。

スタートから14㎞地点ラスト自販機のあるグリーンパル光原荘まで来れば、残りは1.3㎞だ。

所々で視界が開けて見晴らしが効くようになり、高いところまで登ってきたことを実感できるようになれば、頂上は近い。

頂上手前の600m程の区間は11%近い勾配が続くので、最後まで気を抜くことはできない。
向こう側に下りが見えてくるまでしっかりとペダルを回そう。

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・頂上施設について

頂上は前回紹介した通り、峠を示す看板があるのみだ。
休憩は、頂上手前のグリーンパル光原荘を利用すると良い。

・路面状況について

路面は良好だ。
前半部分でアスファルトの剥がれは見られるが、大きな問題はないだろう。
道幅も後半を除いては2車線がキープされている。