今回は前回に引き続き、八幡岳の唐津市側からの登りについて紹介したいと思う。
こちら側からの登りは、武雄市側からの登りより更に短く勾配もきつい楽しい登りだ。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★★★☆☆☆
景観: ★★★★★★☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★☆☆☆
距離
8.2km
最大標高差
670m
平均斜度
全体:8.2%
上り:8.7%
下り:3.3%
獲得標高
上り:661m
下り:5m
・補給ポイントについて
スタート地点は、県道32号線と県道315号線が分岐する交差点からとする。
・ラストコンビニ
コンビニは近くにはなく、最寄りのファミリーマートでも7㎞程離れている。
・ラスト自販機
自販機はコース途中の棚田交流広場にあるものが最後だ。
・実走レビュー
スタートすると、最初の1㎞強は4%弱の緩い登りとなる。
左手に蕎麦屋さんが見えると、そこから先は徐々に勾配が上がる。
ちなみにこの蕎麦屋さん、私が行ったときは定休日で残念ながら食べることはできなかったが、民家を改装した造りでなかなかおいしそうな雰囲気であった。
やっていれば、この辺では唯一の補給ポイントにもなる。
蕎麦屋さんから500mは平均5%程度だ。
しかしこの500m区間を過ぎると、勾配がぐっと上がるので覚悟しておこう。
ここから3㎞の平均勾配は11.4%とかなりきつめだ。
きつい区間が始まって少し進むと、1.8㎞地点にラスト自販機がある。
ちなみに自販機の前後区間は13%程度あるので、結構辛い。
2㎞地点を越えると、そこから先は棚田の間を進んでいく九十九折れ区間となる。
2㎞地点からの1㎞は平均10%を下回るが、何度もカーブが続くので勾配変化が激しく、脚には応える。
3㎞地点からは棚田を見下ろしながら森の中に進んでいく。
3㎞地点からは勾配もますますきつくなっていく。
また、この区間の途中にある展望台付近から1㎞弱の区間は特に勾配が厳しく、13%超の勾配になるので、無理をせずに登れるペースで登ろう。
展望台からの景色はとても良いので、辛ければ一旦休憩するのもありだ。
何とか踏ん張りながらこの区間に耐え、4.7㎞地点まで来ると勾配は緩み始める。
ダム湖が見える5㎞地点までは7%程度の勾配となり、そこから先は700m強は微妙な下り勾配と平坦区間となる。
今までがきつかった分、羽が生えたように軽くペダルが漕げることだろう。
平坦区間が終わると5%程度の登りとなり、前回紹介した後半区間に繋がる交差点にぶつかる。
交差点以降の様子は前回の記事を参照いただきたい。
・路面状況について
路面状況について、紹介している区間では多少ガタガタの舗装箇所はあるものの、概ね良好だ。
ただ急勾配なので、ダウンヒルでのオーバースピードには十分注意してほしい。