#66 森山峠(焼石岳)秋田側でヒルクライム!後半の九十九折れが楽しい快走ルート!

今回紹介するのは、前回に引き続き森山峠の秋田側からの登りとなる。
こちら側は、岩手側と比べると、峠らしい登りで距離は長くない。

今回は岩手県と秋田県にまたがる焼石岳を貫く、森山峠の岩手側からの登りを紹介する。 この峠の岩手側からの登りはあまり峠らしくないのだ...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★☆☆☆☆☆☆
景観:  ★★★☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★★★

距離
8.9km
最大標高差
557m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.7%
下り:0%
獲得標高
上り:548m
下り:0m

・補給ポイントについて

スタート地点は、なるせ温泉交差点とする。
大森峠の頂上までは全長8.9㎞となる。

・ラストコンビニ

ラストコンビニは、前回の栗駒山で紹介したヤマザキデイリーとなる。

・ラスト自販機

ラスト自販機は、スタートして2㎞ほど進んだところにある、お山の大将というペンションの横にあるものが最後だ。

・実走レビュー

スタートすると、最初の1㎞ほどは緩やかな登りで進んでいく。

しかし、そのあとは急に傾斜がきつくなって、1.2㎞ほどは平均で9%を超えることになる。

とはいえ、この道も階段式の登りになっているので、急な区間を越えれば、500mほどはほぼ平坦になる。
その先には、スノーシェードが立体交差するかのような光景が現れる。(シェルター自体は全部で5個ある)
あまり見たことのない光景なのでちょっとうれしくなる。

一つ目のスノーシェードの中は6%ほどの傾斜となっているが、2つ目のスノーシェードから抜けた先まではほぼ平坦だ。

その先は、また傾斜がきつくなり、1.3㎞区間で平均9%ととなる。
場所によっては11%程度になることもあるので、ダンシングも駆使しつつ乗り越えよう。
その先は100mほどではあるが、下り基調になる。

その先は頂上までの3.8㎞に平坦や下りになる区間はない。
平均勾配は6.4%だ。
この区間が始まってすぐのところに、ジュネス栗駒パークゴルフ場という施設があるのだが、この周辺が平均7%程度で、場所に寄っては10%の箇所もある。

しかし、ここを抜けてしまえば、後は淡々とコーナーをクリアしながら頂上を目指すだけだ。

コーナーごとに番号が振ってあり、全部で13(だったと思う)あるが、なぜかコーナーの看板は9までで終わっていた。

・頂上施設について

最後の直線の登りを終えれば、仙人の看板とトンネルが見えてゴールとなる。

タイムを狙う場合には、リズムを作って登ることが大切だ。
前半の勾配が緩い区間はスピード重視で、急勾配の部分は勢いで行けそうなら行ってしまおう。

急坂の後は必ず平坦区間があるので、そこで脚を休めればいい。
後半部分は大きな変化が少ないので、リズムを作れればそれなりのスピードで登ることができるだろう。

・路面状況について

路面状況は、岩手側よりさらに良好で何も心配はいらない。
ただし、頂上付近にはスピード出し過ぎを抑制する凹凸があるので、下りの際はスピードを落として通り越してほしい。