#263 栂池高原でヒルクライム!実業団も登るレースコース!

今回紹介するのは、長野県の北部、小谷村に位置する栂池高原(つがいけこうげん)のヒルクライムルートについてだ。
栂池高原ではJBCFのレースも開催されており、比較的メジャーなヒルクライムスポットとなっている。

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・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★★☆☆☆
景観:  ★★★★★★★☆☆☆
路面状況:★★★★★★☆☆☆☆

ルートラボにコースが存在していないので、STRAVAから引用する。

距離
16.75km
平均勾配
7%
最低高度
721m
最高高度
1,907m
高度差
1,186m

・補給ポイントについて

スタート地点は、国道148号線から栂池高原に分岐する交差点からとする。
頂上までは16.7㎞と比較的長めのコースだ。

・ラストコンビニ

コンビニは、スタート地点そばには存在していない。
最寄りのセブンイレブンまでは4㎞程離れている。
一応コース上にもヤマザキショップがあるが、開いていない時もあるようなので、確実な補給ならセブンイレブンの方が良いだろう。

・ラスト自販機

自販機は、この地点にあるものが最後だ。
この先にも自販機があるのだが、スキーシーズン用の物のようで、稼働していないかったので、注意が必要だ。

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・実走レビュー

スタートすると、すぐに2㎞強の九十九折れ区間となっている。
この九十九折れ区間は平均9%強となっており、最初からハードなコース構成となっている。
実走すると分かるが、カーブの内側では12%程度になるポイントもある。

最初の九十九折れ区間を抜けると、500m程は平坦と下りの区間となっており、一旦脚を休めることができる。
ここからはスキー場のふもとの宿街となるが、自転車で走るれるシーズンにはあまり自動車の出入りはない。

ヤマザキストアを過ぎたところから、再度登りが始まる。
ここから2.4㎞の区間は、平均5%程度の勾配だ。
実際には3~10%とポイントによって大きな勾配変化があるので、ダンシングなども交えつつ登って行きたい。
また宿街の中は分岐が続くので、しっかりとヒルクライムの看板を見逃さないようにしよう。

5㎞地点を超えたところで、スキー場が広がって見えてくる。
道路が分岐するので右に進むが、ここで鎖の付いたゲートが現れる。

初見だと進んで良いのか躊躇うが、自転車と歩行者は通行可能とのことが横の看板に書かれているので、ゲートの横を通り抜けよう。
ここからは、栂池高原スキー場の中をひたすら12㎞弱に渡って登りが続くので、覚悟してほしい。

スキー場の登り区間は、区間全体を通して勾配が大きく変わることはあまりなく、7%前後の登りが続く。

間の長い九十九折れが続くことになるが、景色の良い180度の折り返しのカーブが現れれば、スタートして8㎞進んできたことになり、コースの折り返しとなるので、目安とするにはちょうど良い。

ちなみにこのコースには、コースサイドにスタートからの距離と現地点の標高、次の1㎞区間の勾配を記載した看板があるので、非常に走りやすい。

8㎞地点から先も勾配が大きく変わることはないが、所々で景色が開けるので気持ちが良い。
特にタイムを意識しないなら、休憩がてら景色を楽しむと良いだろう。

ロープウェイの乗り口が見えてくれば、13.2㎞地点まで来たことになる。
ここまで来れば、残りは3.5㎞程だ。

残りの区間も、勾配は大きく変わることなく進んでいく。
道路横の看板を目安に体力と調整していこう。

17㎞地点の看板(STRAVA上とコース距離が違うため)が見えてきたら残りは300m程となるので、ラストスパートといこう。

ゴール看板が見えれば、頂上だ。
頂上を示すものが他にないので、忘れずに写真に収めておきたい。

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・頂上施設について

頂上はロープウェイの頂上駅になっており、自転車ラックとトイレ、自販機などもある。

また、もう少し上まで道が続いており、上まで行くとロッジがあり、軽食やソフトクリームを食べることもできる。

・路面状況について

路面は全体的に綺麗だが、所々ひび割れや湧水している箇所がある。
また一般車が走行していることはないが、工事車両などの関係車両が通行することがあり、道幅も広くないので、対向車両には十分注意が必要だ。