目次
体に装備するもの
ロードがバイクに安全快適に乗るためには、前の記事で紹介したヘルメットやサングラス以外にもあると良いものがある。
無くてもいいけど、あると便利だよという製品をピックアップしていこう。
男性用サイクルウェア
サイクルウェアにもカジュアルなものから本格的な服装まで様々だ。
ここでは、初心者でも来やすいカジュアルに近いものを紹介しよう。
なお、本格的な服装についてこちらの記事にまとめてあるので、参考にしてほしい。
・PEARL IZUMI サイクリング パンツ テーパードスリークォーター
いきなりピチピチのジャージを履くのは、少し抵抗があるだろう。
そこで、チノパンの様な比較的おしゃれなサイクルウェアも最近では多い。
パールイズミは、日本にある世界的なサイクルウェアブランドだ。
この製品も値段は1万円前後とそれなりだが、まずは自転車に乗って街中を走るには最適なものと言える。
ただこの製品には、サドルからの衝撃や痛みを緩和するためのパッドが装備されていないので、下着としてメッシュインナーパンツを履くと良い。
・カペルミュール 半袖ジャージ ヘザーブラック ベルギーリブ M
カペルミュールは、WAVE ONEという日本の会社の高級サイクルウェアブランドだ。
少し走るだけであれば、上着については普段着でも構わないのだが、やはり専用品は快適にできている。
ロードバイクは乗車姿勢が前傾なので、普通のシャツなどでは背中が出てしまう。
またサイクルジャージには、背中にポケットが付いており、携帯や財布、携帯ポンプなどを収納でき、落とす心配がない。
そういった面でも、金銭的な余裕があれば、専用ウェアを購入すると良いだろう。
女性用サイクルウェア
・(パールイズミ) PEARL IZUMI W753 ギャザースカート[レディース]
女性用の場合は、どうしても普段着に近いとまではいかないのだが、やはりピチッとしたジャージに抵抗がある場合に、こういったスカートが用意されている。
こちらも基本的には、下に履くジャージと合わせて着ることになる。(画像の物は夏用)
・PEARL IZUMI W334 サイクルプリントジャージ[レディース]
男性用の話でも述べたが、専用品として設計されたメリットがある。
男性なら良いが、女性で背中が見えた状態で走るというのはなかなか勇気がいるだろう。
女性用サイクルウェアも、以前と比べるとかなりおしゃれなものが増えてきた。
色々なメーカーやデザインがあるので、自分の好みに合うものを探してみよう。
値段やサイズ、快適性もブランドによって大きく違う。
おしゃれウェアで探すなら、Rapha(ラファ)やPandani(パンダーニ)辺りがお薦めだが、基本的に高価格帯だ。
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その他小物について
小物についてもこちらの記事の後半にまとめてあるので、参考にしてほしい。
ビンディングシューズ
前回の記事で紹介したビンディングペダルを使うなら、ビンディングシューズが必要になる。
ビンディングシューズを使うことで、楽に速く走ることができるようになるので、お薦めのアイテムだ。
ビンディングシューズも、おしゃれなものから本格的なものまであるので、いくつかピックアップしておこう。
ちなみに、ビンディングシューズは足の小さい女性や逆に大きい男性でも履けるよう、サイズは豊富に用意されているので、安心してほしい。
・シマノ RP1 SPD-SL/SPD両対応 ビンディングシューズ グラスファイバー&強化ナイロンソール ブラック
SPDとSPD-SLに対応する最もベーシックなモデル。
最近のシューズは底面がカーボンという場合が多いのだが、このモデルはグラスファイバーとナイロンなので、初心者にも硬すぎず優しい設計。
6000円台の価格も、お財布にやさしい値段設定だ。
・SHIMANO(シマノ) RC7 SPD-SLビンディングシューズ レッド
シマノのミドルグレードシューズ。
価格と性能のバランスに優れる。
また、シマノ製品はデザインが残念な場合が多いのだが、こちらは比較的おしゃれに作られている。
価格は1.7万円。
・シマノ CT5 SPD ビンディングシューズ ナイロンシャンクプレートソール
こちらはSPD専用モデルで、街歩きを意識したモデル。
通常の服装であれば、ビンディングシューズと気づかないかもしれない。
価格は1万円程度。
・SHIMANO(シマノ) RT400WP SPDビンディングシューズ (レディースモデル) パープルメランジェ
女性向けのSPDシューズ。
こちらも布地の外張りで、シックなデザインになっている。
価格も1.5万円程度。
力の加わる部分なので、サイズを間違うと痛みや怪我に直結する部分だ。
ビンディングシューズが初めての人は、ショップでフィッティングをしてから購入することをお勧めする。
またここで紹介した以外にも、たくさんのメーカーから発売されている。
他のアイテムと一緒にお店で実物を見て、色合いやメーカーごとの違いなどを掴んでほしい。
その他
ロードバイクに何度か乗っているうちに必要になってくるものがあるので、それも紹介しておこう。
泥除け
走っていたら雨が降ってくるということもあるだろう。
そんな時には携帯できる泥除けがお薦めだ。
・マジックワン(MAGIC ONE) ASS SAVERS エクステンド リアフェンダー
基本的に雨の中自転車に乗ることは少ないが、急に雨が降ってきた場面などで役に立つ製品。
ロードバイクには泥除けがないので、雨が降ってくると後輪のしっぱねでおしりがびしょびしょになってしまう。
それを防ぐことができる優れものだ。
使わない時は、一枚のプラスチックカードの様にしてジャージのポケットなどにしまっておくことができるので、軽くて邪魔にならないのがうれしい。
色も数種類あるので、目立つ色にすれば自車位置のアピールにも一役買う。
メンテナンス道具
ロードバイクは、ママチャリと違って外部に露出しているパーツが多い。
そのため走行するたびに汚れるし、そのまま放置すれば錆びてくる。
そうなる前にメンテナンスをする必要がある。
取り急ぎ必要となりそうな道具をピックアップしておこう。
メンテナンススタンド
ロードバイクにはスタンドがないので、立てかけるなどして支えておく必要がある。
チェーンメンテナンスの際には、後輪を回す必要があるので、メンテンススタンドがあると便利だ。
・MINOURA(ミノウラ) DS-532 600L チェーンステイ/シートステイフック式スタンド
両側から支えるモデルもあるが、片側で支えるスタンドの方がメンテナンスがしやすい。
ミノウラの製品は3000円台と手頃で、耐久性も高いので、一度買えばずっと使うことができる。
メンテナンスセット
バイクのメンテナンスは、主に車体の洗車と駆動部分の清掃・注油となる。
好きな人は、それぞれ厳選したオイルや洗車用のシャンプーを使用したりするが、初心者ならこれを買っておけば問題ないという製品を紹介しておく。
・AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット[B1-001 自転車用チェーンルブ マルチパーパス50ml+A1-008 チェーンディグリーザー高浸透 付替 500ml+チェーン洗浄器+ギアクリーニングブラシ+BIw-001 バイクウォッシュ480ml]
チェーンオイル(チェーンルブ)と古いチェーンオイルを落とすディグリーザー、チェーンとギアを効率よく洗浄する洗浄機とブラシ、洗車シャンプーがセットになった製品。
AZは大阪の油脂会社で、安価ながら高品質の製品を販売しているので、選択肢として間違いはない。
アーレンキー(六角レンチ)セット
ロードバイクのパーツは、ほとんどの場合アーレンキーで固定されている。
そのためロードバイクに乗るなら持っておきたいアイテムだ。
・ガレージ・ゼロ(Garage Zero) L字六角レンチ 7本セット(1.5/2/2.5/3/4/5/6mm) GZTL31
ロードバイクを家でいじるなら少し長い柄のレンチがあると便利。
1000円程度なので、一つ家に備えておくと良い。
・TOPEAK(トピーク)ヘキサス X TOL40800
サイズが小さいので、ツールボトルやサドルバックに常備しておくと良い。
携帯ツールとしては2500円と少し高めだが、アーレンキーだけでなく、+ドライバーと、チェーンカッターも付いているので、出先で何かあった時にこれだけで済むのは便利。
写真を撮るなら
やはり自転車に乗っていたら、自転車の写真や自分が乗っている写真を撮りたくなるだろう。
そんな時には、下記の記事を参照してほしい。
最後に
まずはここに書いたものがあれば、基本的に必要なアイテムというのは揃えられたことになる。
また、これらを一気に揃えるにはそれなりのお金がかかるので、ないと困るようなもの(例えばパンクやトラブルを解決するアイテム)から揃えていくと良いだろう。
自転車にはまってきたら、ここにある物は当然のように揃えるようになるものなので、ハマる兆候があれば、多少値段が高くても良い製品を買ってしまうのも手と言えるだろう。
また上記のアイテムは、私が過去に利用したものや経験上必要としたものを記載しているので、疑問や質問があればできるだけ回答させていただく。
是非連絡を頂ければと思う。(連絡はトップページのFBアカウントか、記事にコメントしてもらえれば、比較的スムーズに返信できます)