今回は前回に引き続き、笹谷峠の山形側からの登りについて紹介したい。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★☆☆☆☆☆☆
景観: ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆
距離
13.3km
最大標高差
683m
平均斜度
全体:5.1%
上り:5.8%
下り:2%
獲得標高
上り:681m
下り:3m
・補給ポイントについて
スタート地点は国道286号線が山形蔵王ICと接続される交差点とする。
頂上までは13.3㎞だ.
・ラストコンビニ
ラストコンビニは、スタート後2㎞ほど進んだところにあるローソンだ。
・ラスト自販機
ラスト自販機は峠の茶屋にあるものが最後だ。
ちなみにこの峠の茶屋はバイクスタンドもあり、食事もとれる。
登った当日も地元のローディが食事をしていた。
・実走レビュー
スタートして最初の2.5㎞は、2.5%程の緩やかな登りで、辛いことはない。
その後徐々に勾配が増していき、高速の橋げたをくぐった先で8%の登りが現れたりする。
距離は長くないが、この先は基本的に登りなので、無理をせずにクリアしておこう。
こちら側の道も、本格的な峠道に入る手前にある関沢ICまでは交通量が多いので、特に後ろから来るトラックなどに注意してほしい。(道幅広めなのが救いか)
ちなみに8%の登り区間を過ぎてから関沢ICまでは3.8㎞、平均勾配6%とそれなりの傾斜がある。
関沢ICを過ぎると、こちら側も大型車両通行止めの門が現れる。
ここから先はとにかく九十九折れが続き、激しく連続コーナーが続く区間は3㎞ほどある。
この区間の平均勾配は6.5%であるが、直線区間が4~6%ほどで、コーナー区間が9~12%ほどの登りとなる。
これが終わると、九十九折れの間隔が広くなり、頭上も開けてくる。
こうなると頂上までは2㎞ちょっととなり、勾配も今までと比べると幾分か緩めになる。
特に直線区間は緩い部分が多いので、スピードを乗せるには最適だ。
送電線を右側に見た180度コーナーを曲がれば、ゴールはすぐそことなるので、全力でもがこう。
・頂上施設について
頂上付近は、こちらも登山者の自動車が止まっているので、注意してほしい。
タイムをねらう場合には、全体でのスピード感が大切になってくる。
特にコーナーのライン取りによっては、失速してしまうこともあるので、できるだけ外側を走るようにして、コーナー中もペダリングを続けることでスピードを殺さないようにすると良い。
・路面状況について
路面状況はこちらも道路幅が狭いうえ、宮城側よりもコーナーが多い。
また自動車が通らないラインでは、コケや木くずがある場所もあるので、下りの際は十分に注意してほしい。