今回紹介する峠は、道東エリアにある美幌峠である。
美幌峠は、天気が良ければ屈斜路湖の絶景を望むことができるが、天候が悪いことが多く、その場合は峠道は霧の中に覆われ、視界が3m程度しか効かなくなってしまうこともある。
今回は幸運にも晴れた美幌峠を登ることができたので、理想の道路状況を説明することができる。
・峠スペック
坂バカ度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
景観: ★★★★★☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★☆☆
距離
8.4km
最大標高差
369m
平均斜度
全体:4.3%
上り:4.7%
下り:0%
獲得標高
上り:363m
下り:0m
・補給ポイントについて
美幌側のスタート地点は、交通規制用の門があるこの地点からとする。
峠の全長は8.4㎞だ。
ちなみに自走以外のアクセス方法は、自動車輪行しかない。
・ラストコンビニ
スタート地点のそばには、コンビニや自販機がない。
最後の補給地点は、美幌町内のコンビニとなる。
・実走レビュー
スタートすると、すぐに登りはじめとなる。
このスタート地点まで、美幌町からじわじわと登り勾配なので、スタート地点ですでに標高は120m程度ある。
登り始めてすぐの500m程度が、勾配としては一番きつく、平均で9%になる。
その後はすぐに勾配は緩くなり、その先の3.5㎞ほどは4%程度の比較的登りやすい勾配で推移する。
前半から中盤にかけては、森の中を進んでいくことになるので、これといった景色を期待することはできない。
なお天候が悪いと、この時点で霧の中に突入してしまう。
スタート地点から4㎞ほど進んでくると、概ね半分を進んできたことになる。
ここからの2㎞は勾配が増して、平均で6%となる。アップダウンはほとんどないので、体感でも6%前後だ。
この区間を抜けると、勾配は一気にゆるんで、3%台となる。
ラスト2㎞からは、頂上の道の駅までの残り距離を示す看板も出てくるので、目安にすると良い。
ラスト1㎞からはさらに景色が開けて、青空と青々とした笹原を望むことができる。
またこの区間は勾配が緩く、景色や残り1㎞を示す看板も含めて、いかにも頂上に近づいているといった雰囲気があり、気分が高まるので、アドレナリン全開でもがけるだろう。
タイムをねらう場合は、下からペースを一定にして登り、最後の勾配が緩んだ区間でさらにスピードを上げるのが良い。
勾配がきつくないので、ある程度の脚があれば、アウターだけでも十分登れる。
・頂上施設について
頂上には道の駅があり、飲み物や食事を摂ることができる。
なお頂上付近は自動車の出入りが多いので、気を付けよう。
晴れていれば、美幌峠展望台から見る屈斜路湖の景色は感動ものだ。
私は5回目で初めて晴れたので、景色を期待する場合は、ラッキーボーイorガールを連れてヒルクラに臨みたいところだ。
・路面状況について
路面状況は全線を通して、道幅も広く、概ね良好である。
ただし、路肩には多少のひび割れと轍があるので、下りは注意しよう。
また、通り過ぎる自動車やトラックの速度が速いので、蛇行したり、通り過ぎた際の風に巻き込まれないように注意しよう。
コメント
今日、美幌峠に行って来ました。事前予習にとても参考になりました!😊
FBでこのサイトを紹介しても良いですか?
参考になったようでなによりです!
是非紹介宜しくお願いします!