今回紹介する峠は、函館市街地の北に位置し、城岱牧場を頂上とする城岱スカイラインだ。
悪天候につき、今回は大沼側からのみのレポートとなる。函館側からの登りについては、またのちほど紹介することにしよう。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★☆☆☆☆☆
景観: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★★☆☆
距離
8km
最大標高差
417m
平均斜度
全体:5.1%
上り:6%
下り:1.5%
獲得標高
上り:417m
下り:3m
・補給ポイントについて
大沼側からのスタート地点はお寺さんのあるこの位置からだ。
頂上までの全長は8㎞となる。
アクセスは函館本線の大沼駅が最寄りとなるが、函館市内から自走してもそこまで距離があるわけではない。(むしろ普通は城岱スカイラインを函館側から登ってくる人の方が多いだろう)
・ラストコンビニ
最寄りのコンビニはセブンイレブンとなる。
自販機は近くにないので、コンビニで済ませておこう。
・実走レビュー
スタートすると、最初はほぼ平坦で1.5㎞ほど進む。
丁字路にぶつかった先から微妙に勾配が増していく。
丁字路から更に1.5㎞ほど進むと小さな橋があり、急こう配を匂わせる看板が現れる。
ここから先は更に勾配がきつくなり、この先の2.5㎞区間で平均勾配は8.5%となる。
この坂は面白いことに、ここから先4.5㎞の区間に10%を示す看板が9回(!)も出てくる。
体感的には橋を越えてからの区間は、ゴールの手前の区間まではほとんど9~10%だ。
全体のうち5㎞を越えたあたりで平均3%台まで落ちる区間が500mほどあるのだが、ここも瞬間的には10%になるので、もれなく看板がある。
とはいえ、他と比べると緩くなることは体感できるので、ここはしっかりと脚を休めたい。
その先は再度勾配が増して、1.7㎞区間で7.7%となる。
何が変わるわけでもなく相変わらず10%看板が続く。
景色も特に変わることはない。
道路わきの木が減り牧場の柵が見え、直線道路になったらゴールは近いので、最後のスパートと行きたい。
最後の600mほどは微妙な下り勾配になっているので、かっこよくゴールスプリントをしよう。
・頂上施設について
頂上は展望台になっており、函館山や北海道新幹線を見下ろすことができる。
また、展望台には売店や自販機も併設されているので、横で放牧されている牛を見ながら、頂上で一休みもできる。
・路面状況について
路面状況は概ね良好だ。
ただ、傾斜がきついので下りはスピードの出しすぎに注意してほしい。
また、登りで後ろから観光バスやトラックが来ることもあったので、うまく道を譲ってあげる必要がある。
・その他
せっかくなので、登り終わったら函館限定のラッキーピエロで、バーガータイムといきたい。