#217 大台ヶ原でヒルクライム!ロードバイクで紅葉と天の川を見に行こう!

今回紹介するのは、奈良県の東部、三重県との県境に位置する大台ヶ原についてだ。
大台ヶ原は近畿の屋根とも呼ばれる1700m弱の標高を持つ山であるが、自転車では1600m付近まで登ることができ、下からの標高差は1200mを超える日本でも屈指のヒルクライムスポットである。
この標高差を生かした「ヒルクライム大台ヶ原」が2001年より開催されており、関西では有名なヒルクライム大会となっている。
今回は、「ヒルクライム大台ヶ原」で使用されるコースについて、紹介していきたいと思う。
また、このルート沿いの紅葉についても紹介しておこう。

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・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★★★★★
景観:  ★★★★★★★★☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆

距離
26.9km
最大標高差
1267m
平均斜度
全体:4.7%
上り:7.3%
下り:3.7%
獲得標高
上り:1340m
下り:88m

・補給ポイントについて

スタート地点は、上北山村役場そばの交差点からとする。
コース全長は26.9㎞で、ヒルクライムコースとしては長めの設定だ。

・ラストコンビニ

ラストコンビニは、道の駅吉野路上北山に併設されたヤマザキショップとなる。
ちなみにこの道の駅には、飲食店と薬師の湯という温泉も併設されているので、ライドの拠点には最高の道の駅だ。

・ラスト自販機

自販機は、スタートして1.5㎞程進んだところにある、梅屋商店の前にある物が最後だ。
これを過ぎると頂上までは何もないので、注意しよう。

・実走レビュー

スタートすると、最初の8㎞はほとんど平坦に近い暖勾配で始まる。
綺麗な川沿いを走るルートで、タイムを気にしなければ、気持ちの良い区間と言えるだろう。

途中で一か所写真の様な分岐があるので、これは左に進もう。
初見だと直進の様に見えるが、まっすぐ行くと行き止まりになる。

ちょうど8㎞地点まで進んでくると、再度写真の様な分岐が現れる。
この分岐は直進だ。
この分岐から勾配はぐっと上がり始める。

ここから16.5㎞地点までの8.5㎞に渡って、平均勾配10%の坂が続くことになる。

この区間が、このヒルクライムコースでの最大のハイライト区間だ。
ロードバイク初心者は、この区間を足つき無しで越えるのは困難だろう。
自転車にある程度乗っている場合でも、これだけ長い区間登りが続くのは、かなりつらい。

また平均10%であって、実際には15%程度まで勾配の上がる区間もある。
前半こそ勾配が緩くなる区間もあるが、後半にかけては常に10%を超えている状態が続く。

また、後半になると所々で見通しが効くようになるので、まだまだ続く登りに精神を削られる。

後半に現れる東屋の前後区間は特に勾配がきついが、ここを乗り越えると勾配は8%程度まで緩くなる。

ハイライト区間を過ぎると、大台ケ原ドライブウェイへ合流する。
合流地点は折り返すように右折しよう。

大台ケ原ドライブウェイ区間に入れば、ゴールまでは約10㎞となる。
前半は平均5%弱の登りとなるが、いままでと比べるとかなり楽だ。
ただしタイムを求める場合は、ここからいかにスピードに乗せられるかが勝負となるだろう。

後半区間の最初は、1㎞超の長めの下り区間があり、その後はアップダウンをしながら進んでいく。

そして、ゴールまでのラスト1.5㎞区間は、6%弱の登りとなってゴールとなる。

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・頂上施設について

頂上は登山者向けの設備が充実しており、自販機やトイレ、売店などがある。
大台ケ原のゴール地点は標高1600m程なので、夏でもかなり涼しい。
補給ついでに、下山前に食事で体を温めておくのも良いだろう。

また、登坂の記録として大台ケ原の石碑をしっかり写真に収めておきたい。

・路面状況について

後半の大台ケ原ドライブウェイ区間は、路面は非常に綺麗だ。
しかし中盤の10%勾配が続く区間は、道幅が狭く、路面も良いとは言えない。
また意外と自動車が走っているので、気を付ける必要がある。

また、グレーチングに大きな隙間の空いている箇所があったので、それも注意が必要だ。

・その他

大台ケ原は秋には紅葉が見ごろとなる。
私が登ったのは10月初旬であったが、既に大台ケ原ドライブウェイは色づき始めていた。
紅葉を見るなら10月中旬に訪れてみるのが、ベストだろう。
また10月下旬~11月前半になっても、前半区間の標高が低いポイントでは、まだまだ紅葉が見られるはずだ。
ただし頂上まで登る場合、気温は5度前後まで下がるので、防寒装備はしっかりと整えておきたい。

また、大台ケ原は星の見えるスポットとして、全国でも屈指のスポットだ。
秋の連休があれば、道の駅をベースに自転車で紅葉を楽しんで、温泉で汗を流して温まったら、大台ケ原の駐車場まで再度自動車で登って、夜は秋の天の川を楽しむなんて言うアウトドアな過ごし方も楽しいだろう。