今回紹介するのは、岡山県の北部に位置する岡山県立森林公園へのヒルクライムルートについてだ。
本来であれば峠名や県道名があればよいのだが、地図を見ても載っていなかったので便宜上森林公園としているが、実際には森林公園は通過ポイントとなる。
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・峠スペック
坂バカ度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
景観: ★★★★☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★☆☆☆☆☆
距離
11.5km
最大標高差
589m
平均斜度
全体:5.0%
上り:5.1%
下り:0.1%
獲得標高
上り:593m
下り:4m
・補給ポイントについて
スタート地点は、前回紹介したい岡山県道445号線下和奥津川西線と同じ地点からとする。
コース全長は11.5㎞だ。
・ラストコンビニ
コンビニは、スタート地点そばにはない。
5㎞程離れた国道179号線沿いにあるローソンが最寄りとなる。
・ラスト自販機
自販機は、郵便局の2軒手前の会社の軒先にあるものが最後だ。
・実走レビュー
スタート地点から5㎞地点までは、平均4%強の勾配で登って行くことになる。
ところどころ勾配が上がることがあるが、基本的には大きく勾配が変わることはない。
ちょこちょことした道の分岐はあるものの、迷うことはないだろう。
基本的には道なりで、分岐には森林公園の看板があるので、これに従って進んでいこう。
川沿いを進んでいくことになるので、夏でも比較的涼しい。
ただ、逆に冬に近づけば寒くなりやすいので、登りとは言え防寒を忘れないようにしたい。
5㎞地点に近づくと勾配が徐々にきつくなり、1㎞程は7%程度の勾配が続くことになる。
また道は森林の中に進んでいき、徐々に山道の様相を呈し始める。
このまま山道になるかと思いきや、いったん景色が開けて勾配は緩やかになる。
そのまま進んでいくといくつか宿が現れ、ここからもう一度登りに転じる。
宿を超えたところで橋の先に交差点が見えるが、この交差点はそのまま直進しよう。
森林公園の入り口までは3㎞程になる。
平均勾配は5%とそれほどきつい訳ではない。
多少の勾配変化はあるが、10%になる様なポイントはほとんどなく、森の中を進んでいく。
9.5㎞地点まで来ると、森林公園の入り口だ。
ここから1㎞弱は平坦に近い道が続く。
森林公園を抜けて、勾配がまた上がってきたら頂上までは残り1.2㎞程だ。
平均は5%弱なのでそこまできつくないが、階段式の登りになっており緩急が交互にやってくる。
きつい区間では10%に迫るポイントもあるが、ほとんどは7%程度で収まる。
また頂上に近づくと頭上が開けてくるので、こうなってくればもう少しだ。
最後まで気を抜かずに走り切ろう。
・頂上施設について
頂上には看板なども含めて何もない。
分かりづらいので、初見ではそのまま抜けてしまうかもしれない。
・路面状況について
森林公園の付近を除いて道幅は比較的広い。
ただ交通量が少ないこともあってか、時期によっては落ち葉などが散乱している。
また、道を横切るグレーチングに段差があるので、下りでは注意しよう。