第4回勝手に峠ランキング(9,10,11月編)







さて、久しぶりも久しぶりの勝手に峠ランキングのお時間だ。
今回はヒルクライム不足&所用により、ランキング紹介できていなかった9月~11月までを振り返ってみたいと思う。

第10位:八幡平見返峠(アスピーテライン)秋田側

八幡平と言えば通常は岩手側の登りを指すことが多いと思われるが、こちらは裏側の秋田からの登りだ。
平均勾配で見るとそこまでではないのだが、体感勾配がきつかったイメージがある。
また、途中途中に現れる温泉は山の中を走っているという実感が湧きやすい。
景色は岩手側と比べるといまいちだが、こちら側も充実した登りを楽しめる。

第9位:きじひき高原

標高はそこまで高くはないものの勾配はきつめであり、登り甲斐がある。
また、ルート後半に広がる景色と展望台から見る北斗市、函館方面は一見の価値がある。
ゴールの噴火湾展望台からの眺望も牧草地の緑と海の青のコントラストが美しい。
北海道らしい風景とイメージよりも厳しい坂は、我々サイクリストに試される大地の一端を味合わせてくれる。
また本州からもアクセスが良く、グルメにも事欠かないところもポイントが高い。

第8位:足柄峠(神奈川側)

神奈川というとヤビツ峠や箱根ばかりがピックアップされがちだが、足柄峠も坂の厳しさでは負けていない。
単体でも十分に登った後の充実感を感じることのできる峠だ。
終盤に続く10%超の登りは、初心者の心と脚を打ち砕くには十分といってよいだろう。
また各地からのアクセスが比較的よく、サイクリングルートに組み込みやすいのもポイントだ。

第7位:鳥海ブルーライン(秋田側)

秋田と山形にまたがる鳥海山を走る鳥海ブルーラインの秋田側がランクインだ。
登るほどにきつくなる勾配、登るほど眼下に広がっていく日本海は登りの楽しさを実感できるルートと言える。
しかし山の上がガスってしまうことも多く、一度ガスってしまえば五里霧中のクライムを余儀なくされる。
環境の変化が激しいクライムもまた一興だ。
ちなみに頂上の設備が整っており、登った後に困ることはないだろう。
登り終わって食べる山荘のカレーは格別だ!

第6位:箱根峠(旧東海道)

学生の頃、音楽の授業で習った「箱根の山は天下の険」の意味を知ることのできるルートだ。
「週末は自転車で箱根を登ってきたんですよ~」と言えば、月曜日の話題には困ることがないだろう。
最もきつい七曲り区間は、最大勾配20%超と登り甲斐も十分だ。
またこのルートは、国道1号線ルートと比べて観光客の自動車やバスが少なく、登りに集中しやすい。

第5位:鳥海スカイライン

7位に続いてまたまた鳥海山だ。
鳥海スカイラインは山形の南東側から登坂するルートとなっており、鳥海スカイラインほどメジャーなルートではない。
しかしそのために観光客も少なく、ヒルクライムに集中できる。
頂上付近は展望も良く、景色が開けることで眼下に庄内平野を望むことができる。
ただし補給ポイントがないことは頭に入れておこう。

第4位:オロフレ峠(登別側)

登別から洞爺湖方面へアクセスするオロフレ峠は、中盤のカルルス温泉から始まる急勾配のクライムを、どのようにこなしていくかがポイントとなる楽しい峠だ。
また頂上からの景色は、北海道には珍しい切り立った崖を見ることができる。
洞爺湖まで下りるなら洞爺湖町のHyduneでBigでYummyなハンバーガーを試してほしい。

第3位:釜臥山

本州最北端に位置する本格的ヒルクライムルートだ。
頂上にはガメラレーダーと呼ばれる航空自衛隊のレーダーが設置されており、それを目印に登っていくことになるミリオタ歓喜のヒルクライムルートともいえる笑
最北端ながら、スタートはむつ市内からとなっているため、峠へのアクセスはしやすく補給もしやすい。
また頂上の展望台からは陸奥湾を一望することができ、登った充実感を十分に感じることができる。

第2位:秋田駒ケ岳8合目

中盤以降の激坂は細い、路面悪い、景色も望めないと3拍子揃っており、道の両側から聞こえるガザガサ音はスリルまで与えてくれる。
しかしそんな環境だからこそ、クライム中は笑顔になってしまうはずだ。
また自転車で登坂できる期間が短く、天候も考えると脚だけではなく運も必要となる峠と言えるだろう。
近くには乳頭温泉があるので、クライム後はゆっくりと疲れを癒したいところだ。

第1位:明神峠・三国峠

静岡県の小山町から山梨県の山中湖村に抜けるこの峠道は、昔の峠道にそのまま舗装を施しましたと言わんばかりの激坂になっている。
東日本ではネタの様な激坂をたくさん見てきたが、本格的な峠道としてここまできついルートは稀といってよいだろう。
激坂と呼ばれて行ってみたら大したことはなかったという経験のある方も、この峠であれば満足するはずだ。
もし機会があるなら是非挑戦してほしい峠だ。(自信がない人は、コンパクトクランクと28Tのギアは必須だ)