＃37　十三塚（風返し峠裏）でヒルクライム！筑波の激坂に悶える！

今回紹介するのは筑波最後にして最狂の峠、十三塚（風返し峠裏）である。
風返し峠の交差点を見回した時に不自然に消えていく細い道があるのだが、この道こそ今回紹介するルートである。

・峠スペック

坂バカ度：★★★★★★★★★☆
景観：　　★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況：★★☆☆☆☆☆☆☆☆

距離
3.3km
最大標高差
377m
平均斜度
全体：11.3%
上り：11.1%
下り：0%
獲得標高
上り：367m
下り：0m

・補給ポイントについて

スタート地点は登りが始まるこの地点とする。

・ラストコンビニ

ラストコンビニは北ルートで紹介したセイコーマートとなる（私はセイコマに行くためにこの坂を下るといっても過言ではないほどセイコマが好きだ。）ラスト自販機は見当たらなかったので、コンビニで補給してほしい。

・実走レビュー

では早速、概要を紹介していこう。
全長は3.3ｋｍとなる。
スタートするとすぐに通称みかん坂と呼ばれる、みかん農家が立ち並ぶ道を抜けていく。
この時点で勾配は10％を超え、みかん坂後半では14％ほどになる。

これを超えると勾配はいったん落ち着き、10％程度で推移する。
ガードレールの色が白から変な色に変わったら中盤に突入だ。

中盤からは12％程度になり、大きく変化することはないので、じっくりゆっくり登って脚を使わないようにしよう。

途中には紫寶水と呼ばれる湧き水もあるので、此処までで厳しい場合はいったん立ち止まって、湧き水を飲んでリセットするのもいいだろう。

そのまま進んでいくと、舗装がアスファルトからコンクリートに変わる。
これが筑波最狂区間への入り口だ。

斜度はさらに上がり、ここから先の平均勾配は14％となる。
最大斜度は25％で、今までの激坂たちと比べると幾分マイルドな様に感じるが、この道は細いうえに自動車も通るので、ほとんど蛇行は許されない。（自動車が横を通るときは少し怖い）

また道がくねくねしており、カーブのたびにフロントがポンポン浮き上がるので、抑え込むのに必死になることだろう。（そのままバク転してしまった人もいるそうだ。）

もし厳しいと感じたらすぐにクリートを外して足をつくことをお勧めする。
また、この区間での再スタートは困難なので下るか、押して上がろう。
何とか25％区間をクリアすると、16％ほどまで勾配は落ちてゴールはすぐそこになるので、最後まで気を抜かずにしっかりと登り切りたい。

・路面状況について

路面状況としては、コンクリ区間は滑ることを防止するために深めの溝が彫ってある。
登っている分には問題ないが、下る際にはガタガタするので、ハンドルをしっかり握ろう。
また木くずや落ち葉が落ちていることもあるので、スリップ落車にも注意してほしい。
アスファルト区間は路面は綺麗であるが、ここにもバンプが設置されているので下る際はスピードを出しすぎないように注意しよう。
最もこの道でスピードを出すような自転車乗りは、頭がおかしいと思うが笑