#84 八甲田山(傘松峠)十和田市側でヒルクライム!自転車で走る癒しの登り!

今回紹介する峠は、前回に引き続き八甲田山に掛かる傘松峠の十和田市側からの登りである。

今回紹介する峠は、「隊長!あの木に見覚えがあります~!」のセリフで有名な雪中行軍の舞台となった八甲田山である。 なお自転車で登れる...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★★☆☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★★★☆☆(景色は良くないが、森が素敵だ)
路面状況:★★★★☆☆☆☆☆☆(前半を除けば8つ星)

距離
16.1km
最大標高差
819m
平均斜度
全体:5.1%
上り:5.8%
下り:2%
獲得標高
上り:818m
下り:7m

・補給ポイントについて

スタート地点は十和田湖方面との分岐になる、十和田湖温泉スキー場そばの交差点からとする。
頂上までは16.1㎞だ。

アクセスはこちらも自動車が良いだろう。「道の駅奥入瀬ろまんパーク」に止めて自走が良い。
ろまんパークには奥入瀬麦酒館というブリュワリーがありビールが飲めるので、戻ってきらたご褒美に一杯やりたいところだ。(食事もおいしかった)

・ラストコンビニ

ラストコンビニは、道の駅横のローソンとなるので、スタート地点からは10㎞以上離れている。

・ラスト自販機

自販機派スタート地点にもあるが、ラスト自販機はスタートして5㎞ほど進んだところにある蔦温泉の軒先にあるものが最後だ。

・実走レビュー

スタートすると、3%くらいからスタートして、徐々に傾斜を上げていく。

3㎞を過ぎたりで明らかに傾斜がきつくなり、そこから5㎞地点までの平均傾斜は8%弱となる。
登り部分だけでいえば、10%を超える箇所もあるので、序盤からそれなりにきつい。

ただ、こちら側は後半を除けばコース上が木陰となるため、非常に気持ちが良く、登っていて暑くてどうしようもないといったことがない。

先の区間が終わると、そのあとは2.5㎞区間で5%ほどの傾斜となる。

この区間が終わるとトンネルが現れる。トンネルは400m超の長さがあり、中はかなり暗いので、ライトは必ず点けよう。
ちなみにトンネルの中はとても涼しい。
トンネル部分を含めて1㎞程は平坦に近いので、ここで脚を休めておきたい。

この区間が終わると、ここから先はほとんど勾配を変えることなく、約5㎞にわたって6%の勾配が続く。

6%となると少し厳しいように感じるが、両側が広葉樹に覆われた気持ち良い道なので、あまり苦しくなることなく登れるだろう。

その後、猿倉温泉が現れるまでは平坦に近い区間が500mほど続く。

猿倉温泉を過ぎると、再び傾斜はきつくなる。
特に最初の5連カーブは10~11%ほどになる箇所もあり、コース後半の脚には応える。
また、頭上の木もなくなってくるので、直射日光を浴びることになる。

その先は、再度傾斜が緩んで4%前後で1.6㎞を進んでいく。
この部分はゴールに向けて淡々と進んでいくことになるだろう。

最後にきつめのカーブを越えれば直線となり、傘松峠の看板が見えるので、ラストスパートしよう。

・路面状況について

路面状況は前半以外は良好である。
前半は舗装ではあるものの、かなり道が荒れておりガタガタだ。
下りは蔦温泉を過ぎたら絶対に飛ばしてはいけない。
また、登りも路面状況を確認しながら進んだ方が良い。
なお、舗装工事が行われていたので、あと数か月もすれば、全面綺麗になるものと思われる。