#54 磐梯吾妻スカイライン(土湯側)でヒルクライム!絶景の自転車ルート!

今回紹介する峠は、磐梯吾妻スカイラインの土湯側である。
福島側からの登りに隠れて、いまいち目立ちはしないが、こちらもかなり景色の良い道である。

今回紹介する峠は、福島県最高峰の峠となる、磐梯吾妻スカイラインだ。 自転車乗りでなくても、名前くらいは聞いたことのあるであろう、メ...

・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★★★★★
路面状況:★★★★★★★★☆☆

距離
17.9km
最大標高差
590m
平均斜度
全体:3.1%
上り:4.9%
下り:2.8%
獲得標高
上り:620m
下り:72m

・補給ポイントについて

スタート地点は国道(バイパス)から逸れた旧道のこの地点からとする。
全長は17.9㎞だ。
すでにスタート地点で1000mほどの高度があるため、ここに来るまでには国道を走って来ることになるが、国道はほとんどの部分で登坂車線があるため、問題はないだろう。
ちなみに国道は5~7%ほどの斜度だ。

アクセスとしては、福島方面か会津若松方面からアクセスする必要があるが、どちらにしても登ってくることになるので、単体としては訪れづらい場所だ。
せっかくなら磐梯吾妻スカイラインを福島側から登ってきて、どちらも制覇してしまおう。

・ラストコンビニ・実走レビュー

スタートすると、最初の1㎞は5%ほどの登坂となる。
日影の中を進めるので、それほど暑くはないだろう。

スキー場を越えたあたりでコーナーが出てくるので、瞬間の斜度は若干上がることになるが、そこまできつくはない。
そのまま3㎞進んでいくと、磐梯吾妻スカイラインの入口に差し掛かるので、左折しよう。(右折するとそのまま福島側に下る。)

磐梯吾妻スカイラインに入ると、斜度は緩んでほとんど平坦のまま2㎞ほど進む。
ちなみに、この道はスキー場を越えた辺りから景色が開けて、磐梯山をはじめとした山々を望みながらのクライムとなるので、精神的にかなり登りやすいはずだ。

また道の途中に、吾妻八景というスポットが点在しており、標高が書かれているので、目安にして登ると良いだろう。
国見台を過ぎると再度5%ほどの斜度で登り始める。

天風境というスポットまでくると、カーブの内側で14%ほどの斜度となる。
カーブの内側では勢いをつけるか、ダンシングを使って乗り越えよう。
この付近1㎞の区間は平均斜度が7%ほどになるので、いままでの緩さからすると、この区間は少しきついかもしれない。

その先に湖見峠という峠があるが、峠感がほとんどなく、謎の峠だ。

湖見峠を越えて1㎞ほど進むと、数百mの直線基調の下り路面となる。

その先は何度かスイッチバックを繰り返すことになるが、やはりコーナーの内側は斜度がきつい。

しかし、景色が良いのでそんな些細なことは忘れてしまう。

・頂上施設について

標高が1500mを超えると、そこから先は最高標高地点(1622m)まで3%弱の斜度となるので、ラストスパートをかけると良いだろう。(距離は4㎞ほどだ)
ゴールは浄土平と設定しているが、せっかくなので最高標高地点で写真を撮っておこう。

・路面状況について

路面状況は登り、下り共に良好ではあるが、コーナーが多く、Rがきついので、オーバースピードだけには気を付けてほしい。