今回は前回に引き続き、ぼんさん越の椎葉村からの登りをお伝えしたい。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★★★★★☆
景観: ★★★★☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★☆☆☆☆☆☆☆
距離:15.68km
平均勾配:6%
最低高度:516m
最高高度:1,476m
高度差:961m
・補給ポイントについて
スタート地点は、不土野簡易郵便局からとする。
こちら側も、どのように走ってきても峠を越えてくる必要があるので、このスタート地点に立つことがまずはハードルとなる。
自動車なら椎葉村に置くという選択肢もあるので、峠単体のみを越えることはできる。
頂上までのコース全長は15.6㎞となる。
こちらもルートラボでコースが引けないので、STARAVAよりデータを引用したい。
・ラストコンビニ
スタート地点そばにコンビニはない。
というか、コンビニはおろか買い物できる場所がない。
少しでも不安を感じるならば、椎葉村まで下りて補給することをお勧めする。
もし空腹に耐えて頂上まで登れたとしても、反対側に降りても何もないので油断すると大変なことになる。
・ラスト自販機
自販機はスタートして1㎞ほど行ったところにある清田商店にあるものが最後だ。
補充が少ないのか、売り切れている飲み物も多いのでこちらも注意したい。
・実走レビュー
スタートすると、最初の4㎞は平均5%前後の登りが続くことになる。
所々勾配がきつくなる箇所はあるが、短いので心配はいらいない。
またラスト自販機でしっかりと補給を忘れないようにしたい。
4㎞地点に折り返すコーナーがあるので、ここを左に進もう。
コーナーを過ぎると勾配がきつくなるが、これも200mほどで長くは続かない。
右側に集会所の様な建物を見ながら進んでいくと、すぐに大きな右カーブとなるので道なりに進んでほしい。
ここで大体5㎞を進んできたことになる。
この時は表紙の写真の様に、散り際の桜が雨に流れてとても素敵であった。
写真は下り方向に撮ったところ
ここから1㎞程は勾配が上がり7%前後となる。
この区間を過ぎると一旦勾配はなくなるが、すぐにまた登りに転じる。
次の1㎞区間はさらに勾配がきつくなり、8%前後になる。
道もカーブが増えて山道感が増してくる。
この1㎞区間を越えると、最後の平坦区間が200m程現れる。
ここから先は急勾配というほどではないが、ゴールまでは登りが続くことになる。
またこの平坦区間が峠の折り返し地点になるので、目安としたい。
この先2㎞は7%程度の勾配が続くが、カーブが多いので内側を通ると勾配がきつく脚に響く。
急カーブ区間が終わると、そこから4㎞の区間は小さなカーブが連続したくねくねとした道が続く。
勾配はあまり変わらず6%程度といったところだ。
この区間の途中には唯一、峠までの残り距離を示す看板もある。
地味ではあるが、参考にしたい。
木に囲まれたあまり景色の変わらない道を進んでいくと、道は直線的になってくる。
こうなれば、頂上までは1.3㎞余りとなる。
最後の500m強は勾配も緩むので、最後のがんばりといきたい。
頂上は前回紹介したとおりだ。
・路面状況について
路面状況は五家荘側よりは良いが、中盤から後半にかけて舗装の剥がれがひどい場所も多々あるので、下りは注意が必要だろう。
また道幅の狭い区間があるので、ここは対向車に注意したい。