#16,17 麦草峠でヒルクライム!ロードバイクで登る日本で有数の高標高峠!




今回は群馬県のお隣長野県にある麦草峠(標高2127m)を紹介する。
麦草峠は国道としては日本で2番目に高い。(ちなみに1番高いのは渋峠だ)
この峠は佐久穂町と茅野市にまたがる北八ヶ岳を貫く峠で佐久穂側からのコースはツールド八ヶ岳でも使われている。
佐久穂側からの登りは国道141号線と299号線が分岐する交差点をスタートとして、全長は25㎞超となる。
299号線はドイツのメルヘン街道に倣ってメルヘン街道と名称を付けたようだが、自転車乗りにとってはメルヘン感はなく、どちらかといえばデスロードである。




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・佐久穂側峠スペック

坂バカ度:★★★★★★★☆☆☆
景観:  ★★★★★☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★☆☆☆☆

距離
25.2km
最大標高差
1337m
平均斜度
全体:5.3%
上り:6%
下り:3%
獲得標高
上り:1351m
下り:21m

・補給ポイントについて

ラストコンビニのセブンイレブンは少し手前になるので注意してほしい。

ラスト自販機はスタート直後にあるので問題ないだろう。

・実走レビュー

登り始めから早速勾配がきつくなり、10%前後で登り始める。
前半は比較的直線的なコースとなっているため、先が見える部分が多い。

序盤からこの調子なので精神的にも辛い。
景色が良いのだけが救いだろうか。

別荘地を過ぎたあたりから中盤に差し掛かる。
ここからは九ツ折れが続き、5kmほどは勾配8%程度で推移することになる。
この区間を過ぎると勾配が3%前後まになる区間が出現する。
この区間は八千穂高原スキー場まで4kkmほど続くので、呼吸を整えて脚を回復させるには十分だろう。(ジェル系補給食もこのあたりでとっておきたい)
またスキー場を過ぎて1.5㎞ほど進んだところに売店があり、飲み物やソフトクリームを販売しているので、厳しい場合には一旦休憩をするのもいいだろう。

後半はまた九つ折れのコーナーが続くことになり、勾配は9%前後となる。

前半、中盤と脚を使ってしまっている場合にはこの区間がとてもつらく感じるであろうが、この時点で1900m程度まで来ているので、あと少しである。
ちなみに標高は道路わきの看板に100m刻みで記載されているので、頂上とあとどのくらいの標高差があるかを意識しながら脚を使いすぎないようにしよう。

九つ折れが終わるとゴールは間もなくだ。
直線区間が増えて、いったん下りに入る部分もある。
しかし、最後までしっかり登るので気を抜かないでほしい。
頂上には看板があるので、わかりやすいと思う。

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次に茅野側からの登りについてだ。こちらは全長19㎞ほどで獲得標高についても佐久穂側より250m弱少ない。

・茅野側峠スペック

坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観:  ★★★★★★☆☆☆☆
路面状況:★★★★☆☆☆☆☆☆

距離
19km
最大標高差
1098m
平均斜度
全体:5.8%
上り:6.1%
下り:2%
獲得標高
上り:1099m
下り:5m

・補給ポイントについて

茅野側のスタート地点は、この交差点からとする。
コース全長は19㎞だ。

ラストコンビニはこちらもセブンイレブンだ。

自販機については前半部分にある飲食店の敷地内にいくつか存在しているが、できるだけ足つきしたくない場合にはスタート直後にある神社の向かいの自販機で補給しよう。

ちなみにセブンイレブンの向かいにはPiccoというジェラート屋さんがあり、結構イケる。
カーボローディングという名のスイーツも悪くないだろう。

・実走レビュー

こちらもスタートしてすぐに勾配が上がり始める。
前半は別荘地やカフェ・レストランが立ち並んでおり、佐久穂側と比べるとにぎやかだ。

佐久穂側と大きく違うのは直線区間がほとんどなく、基本的にコーナーの連続である。
また勾配も一定で7%前後であることが多い。

中盤も別荘地が点在しており、これが終わると概ねコースの折り返しに差し掛かったと思ってよいだろう。

ちなみにこちら側も中盤を過ぎたあたりにソフトクリームを販売している売店があるので、辛い場合にはちょっと寄って行くのも良い。
またこちらは後半になると見晴らしが良くなり、南アルプスや美ヶ原方面を望むことができる。
景色を眺めてできるだけ足の疲れを忘れたいところだ。

ラスト区間は平坦となるので、タイムをねらう場合には最後までもがき切ると良いだろう。

・路面状況について

路面状況としてはどちら側も大きくは変わらないが、茅野側は佐久穂側と比べるとコーナーがきつい区間も多いので、ダウンヒルの際はスピードを上げすぎないようにしたい。
また路面補修材が至る所に使われており、通常のアスファルトよりすべりやすいので気を付けよう。

どちらの登りも初心者には長く厳しい登りであると考えるが、挑戦する場合には時間をかけていいので、とにかくマイペースで補給を取りながら進もう。
また登った後もすぐに下るのではなく、一旦自転車を降りて登り切った勝利を味わいながら呼吸を落ち着けてから下るようにしたい(何より標高が高いので、自分が思っている以上に思考が鈍っている可能性がある)
景色が良いところも多いので、下りはあまりスピードを出しすぎずに所々で止まって写真を撮ったりしながら余裕をもって下ることをお薦めする。

・その他

私が登ったのは5月の初旬であるが、茅野は桜が満開であった。
また写真で分かる通り、頂上付近は下界に比べてかなり気温が低いので、下りに備えてしっかりと防寒の準備をしておこう。