#248 大河原峠(立科側)でヒルクライム!蓼科山へのサイクリングコース!

今回紹介するのは、長野県の中東部に位置する大河原峠の、立科方面からの登りルートについてだ。
この周辺は、長野でもヒルクライムポイントに恵まれた立地で、近所にはビーナスライン麦草峠と言ったメジャーなヒルクライムスポットがある。
そのため、今回紹介する大河原峠は比較的マイナーな部類となるが、峠の標高は2000mを超えており、なかなか走りごたえのある峠となっている。

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・峠スペック

坂バカ度:★★★★★★☆☆☆☆
景観:  ★★★☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★☆☆☆☆☆☆☆

距離
27.5km
最大標高差
1363m
平均斜度
全体:4.9%
上り:5.4%
下り:2.3%
獲得標高
上り:1359m
下り:7m

・補給ポイントについて

スタート地点は、国道142号線から県道152号線を大河原峠方面へ1㎞程入った交差点からとする。
頂上までは27.5㎞と、長野らしい長めの距離となる。

・ラストコンビニ

コンビニはコース上には存在しない。
最寄りのコンビニは、2㎞程離れたセブンイレブンだ。
コンビニの他にスーパーや飲食店もあるので、特に問題はないだろう。
ただとにかく距離が長めなので、補給食の準備は怠らないようにしたい。

・ラスト自販機

自販機は、スタートして5㎞強進んだところにあるものが最後となる。

なお、飲み水としては望月少年自然の家の入口にある湧き水が最後だ。
ただ基本的には自己責任の湧き水なので、衛生上苦手な場合は自販機でボトルの確認を怠らないようにしてほしい。

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・実走レビュー

スタートして最初の7㎞は、平均3%の勾配となる。
緩やかな区間が続くので、気持ち良くサイクリング気分を楽しめるだろう。
また、まったくアップしていなくてもこの区間で身体を温めることができるだろう。

最初の区間を抜けると、微妙にだが徐々に勾配が上がっていく。
8.5㎞地点まで来ると、交差点が現れるので、この交差点は直進しよう。

交差点を過ぎても2.5㎞程は、4.5%程の直線的な坂が続く。
11㎞地点にある小さな橋まで来ると、ここから山道らしい道となる。

12㎞地点辺りまで来ると少年の家の入り口があり、その先に交差点が現れる。
この交差点はそのまま直進だ。

交差点から10㎞程は平均6%強の登りとなる。
この区間は勾配の変化は少なく、一定ペースで登ることになる。
とにかく距離が長いので、無理をせずに自分のペースで進んでいこう。

途中廃墟が現れるが、このポイントが概ねスタートから15㎞地点となる。
少年の家からここまでの2㎞区間が、勾配としては8%弱のきつい区間だ。

廃墟から8㎞区間は、直線部分と急コーナーが続くことになるが、勾配変化は少なく6%前後の勾配が続く。
所々景色が開けるがコースのほとんどは樹木に覆われており、日影となる区間が多いので夏は登りやすい。

8㎞を走り切ると、蓼科スカイラインと合流する。
ここまで来ると、大河原峠までは残り4㎞強だ。

合流地点から先は、階段式の登りとなる。
勾配変化が大きくなるが、急勾配の区間は長くは続かないので、ダンシングで乗り越えてしまうのも良いだろう。

24㎞地点まで来ると勾配は緩み始め、平均で4%程度の区間が続く。
景色も開けてきて、頂上が近いことが分かってくる頃だ。

峠頂上の山小屋が見えてきて、勾配の急なコーナーが500m程続けばゴールはすぐそこだ。

最後はほぼ平坦な区間が500m程続くので、ラストスパート区間としたい。

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・頂上施設について

頂上にはカフェがあり、食事や水分補給も可能だ。

また少しわかりづらいが、カフェの向かいの駐車場に大河原峠の看板があるので、忘れずに写真を撮っておきたい。

・路面状況について

路面は、前半から中盤に掛けて荒れている。
路面のひび割れやアスファルトの剥がれがあり、日影で路面が見えづらいこともあり、下りは注意が必要だ。
蓼科スカイラインに入ってからは、比較的良好だ。

・その他

自動車での輪行の場合は麓の道の駅よりも、権現山運動公園の駐車場を利用すると良い。
運動公園に併設される形で温泉があるので、ライド後にさっぱりと汗を流すことができるので便利だ。