今回紹介するのは、群馬県のみどり市に位置する林道小平座間線の北からのヒルクライムルートについてだ。
南ルートも荒れていたが、こちらは更に路面が荒れている。
ただここまで来ると林道のお手本の様なもので、ある意味楽しめてしまうのが不思議だ。
では早速その状況を見ていきたいと思う。
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・峠スペック
坂バカ度:★★★★★★★☆☆☆
景観: ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
距離
7.7km
最大標高差
630m
平均斜度
全体:7.7%
上り:8.6%
下り:0.5%
獲得標高
上り:664m
下り:46m
・補給ポイントについて
スタート地点は、みどり市の体育館がある交差点からとする。
頂上までは7.7㎞と短いが、その分南ルートより急坂だ。
また、入り口が細いので見逃さないように注意しよう。
・ラストコンビニ
近くにはコンビニ等はないので、こちらをスタート地点として登る場合には補給食などを用意するか、補給は済ませておきたい。
・ラスト自販機
自販機は、体育館の外にあるものが最後だ。
・実走レビュー
スタートして最初の700m程は穏やかな勾配で始まるが、そこから先は勾配が一気に上がる。
勾配がきつくなってから3㎞地点までの2.2㎞区間は平均9%と強烈だ。
また勾配は変化があるため、実際には13%強まで勾配の上がるポイントもいくつか存在している。
勾配もきついのだが、路面が荒れているため落石やコケを避けるようにラインを取る必要がある。
幸いなことに交通量は皆無に近いので、ライン取りには集中できる。
3㎞地点まで来ると、勾配は一旦穏やかになる。
4㎞地点までは平均で5%ほどだ。
また、4㎞地点から短いながら下りとなる区間もある。
短い下り区間を過ぎると、登り返しが待っている。
500m程と短いが、平均11%と脚に応える区間だ。
ただ、その先の区間で再度勾配は緩まる。
勾配の緩い区間が200m程続いた後に、再度きつい区間が現れる。
この区間は1.7㎞に渡って平均9.4%という勾配になっている。
階段式の登りなので、平均以上にきつい勾配に感じるだろう。
場所によってはこちらも13%強の勾配となる。
きつい区間を過ぎれば頂上までは残り700m程だ。
そのうち前半の300mは緩めの勾配なので、最後の坂に備えて体力を温存するのも良いだろう。
頂上まで残り400mほどで勾配は再度平均9%強となる。
タイムを狙う場合には、最後まで勾配はきついが、タレないように気を付けよう。
・頂上施設について
頂上には何もないが、交通量はないので休憩はしやすい。
・路面状況について
北ルートは南ルートよりさらに路面状況が悪い。
落石はもちろんのこと、路面全面にコケが生していたり、舗装が荒れている箇所も多い。
下りはもちろん、登りも十分に注意が必要だ。