今回は前回に引き続き、仁田峠の島原側からの登りについて紹介したい。
・峠スペック
坂バカ度:★★★★★☆☆☆☆☆
景観: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
路面状況:★★★★★★★☆☆☆
距離
19.4km
最大標高差
1002m
平均斜度
全体:5.2%
上り:5.7%
下り:0%
獲得標高
上り:994m
下り:0m
・補給ポイントについて
スタート地点は島原市街から雲仙方面に少し進んだところにある、この交差点からとする。
仁田峠までの全長は19.4㎞となり、前回紹介したルートよりもさらに長い。
・ラストコンビニ
ラストコンビニは、二つ手前の交差点にあるファミリーマートだ。
・ラスト自販機
自販機はコース途中にある俵石展望所にある物が最後となる。
・実走レビュー
スタートするとすぐに大きな橋が現れ、荒々しい雲仙普賢岳を眺めることができる。
最初の3.5㎞はかなり緩やかな登りなので、熊本方面からフェリーで来た場合でもアップには困らないだろう。
3.5㎞地点を過ぎると勾配は少し増して、そこから6.5㎞地点にあるみかどホテルまでは平均6%強になる。
この区間は勾配は一定ではなく、前半は6%後半で、後半が緩やかになるが、みかどホテルの手前からは再度勾配がきつくなる。
特にみかどホテルの前後は10%近い勾配が500mほど続くので、無理はしないようにしたい。
みかどホテルを越えてからも少し続く10%程度の勾配区間を越えると、そこから先は仁田峠循環道路の入り口付近まで、7㎞強に渡ってひたすら平均6%弱の勾配が続く。
こう書くと、そこからは前回の記事に繋がり終わってしまうので、もう少し細かく見ていこう笑
みかどホテルを越えてから、くねくねとした登りを進んでいくと、9㎞地点にはラスト自販機のある俵石展望所がある。
急がないなら一旦ここで景色を眺めながら休憩するのもアリだろう。
展望所から1㎞進んだ10㎞地点までは勾配が少しきつくなり、道も直線基調になる。
10㎞地点からはまたくねくねとした道が続く。
このくねくねの道は3.5㎞に渡って続くことになる。
勾配は6%程度で安定しており、大きく変わることはないが、やはりカーブの内側では10%程度になることはある。
この区間の最後の1㎞ほどは勾配も緩み、5%弱で推移する。
3.4㎞区間を過ぎると橋が現れて、400mほどは8%程度の勾配が続く。
この区間の先が丁字路になっているので、これを右に曲がると仁田峠循環道路の入り口となる。
ここから先は前回同様となる。
タイムを狙う場合、基本的に大きく勾配が変わる箇所は少ないので、ペースを作って登っていくと良い。
また細かく見れば階段式の登りになっているので、脚を休めることも比較的容易だと思う。
・路面状況について
路面状況は全体的には良好だが、前半は結構ガタガタした舗装になっており、振動が不快だ。
またコーナーに作られた認識用の舗装で車体が跳ねるので、下りでは注意したい。
・その他
最後に美味しい情報を一つ。
スタート地点そばに浜ちゃん食堂というちゃんぽん屋さんがある。
裏通りにあるので地元の方がメイン客層だと思われるが、リーズナブルでおいしいちゃんぽんや皿うどんが食べられる。
今回はこの辺でポピュラーなちゃんぽん麺を使った皿うどんを頂いたが、具材のたくさん入った餡がたっぷりかかっっており、おいしくお腹いっぱいになった。
もし寄れる機会があれば、食べに寄ってみてほしい。